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2015年 12月 24日 (木)

ルカ1:57-80
救いの角

1.その名はヨハネ(57-66)
 エリサベツは、月が満ちて男の子を産むと、親族は子どもの名前をザカリヤとつけようとしました。しかし、エリサベツとザカリヤは、御使いの指示に従って、名前をヨハネにしようとしました。すると、ザカリヤの口が開け、ものが言えるようになり、彼は神様をほめたたえるようになりました。ザカリヤは試練の時に、神様の訓練を担いました。
2.救いの角、日の出(67-80)
 ザカリヤは御霊に満たされて、神様を賛美しました。「ほめたたえよ。イスラエルの神である主を。主はその民を顧みて、贖いをなし、救いの角を、われらのために、しもべダビデの家に立てられた。・・・この救いはわれらの敵からの、すべてわれらを憎む者の手からの救いである。・・・われらを敵の手から救い出し、われらの生涯のすべての日に、きよく、正しく、恐れなく、主の御前に仕えることを許される。・・・そのあわれみにより、日の出がいと高き所からわれらを訪れ、暗黒と死の陰にすわる者たちを照らし、われらの足を平和の道に導く。」
 ザカリヤは賛美詩で、自分の息子バプテスマのヨハネが行なうことより、イエス様を救い主として立ててくださった神様を賛美しました。イエス様は救いの角となって、全ての敵を退けます。同時に、イエス様は日の出となって、やみと死の陰に住んでいる人々の大きな光となります。イエス様は、人々の賛美を受けるのにふさわしい方です。

祈り:主よ!救いの角、日の出になられることを感謝します。このイエス様の前に、全ての人生の問題を抱えて、出て行けるように、助けてください。

一言:救いの角、日の出



2015年 12月 25日 (金)

ルカ2:1-14
すばらしい喜びの知らせ

1.布にくるんで、飼葉おけに寝かせたイエス様(1-7)
 イエス様がお生まれになる頃、皇帝アウグストが全世界に戸籍令を出しました。全ての人が登録するために、故郷に行った時、ヨセフもいいなずけのマリヤと一緒に、故郷であるベツレヘムに向かいました。すでに御霊によって身ごもり、身重になったマリヤは、ベツレヘムで月が満ちて、男子の初子を産んで、布にくるみ、飼葉おけに寝かせました。宿屋にはいる場所がなく、馬小屋で出産しました。イエス様は、この地に来られた神様でしたが、最もみすぼらしい所で、お生まれになりました。
2.私たちのために、お生まれになった救い主(8-14)
 イエス様がお生まれになった時、羊飼いたちは、夜に羊の群れを見守っていて、御使いの声を聞きました。「恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです。」(10-12)。イエス様は、人間の罪の問題を解決するために、来られた救い主です。このイエス様の誕生によって、全ての人類が罪から解放されました。それで、天の御使いと、天の軍勢が神様を賛美しました。「いと高き所に、栄光が、神にあるように。地の上に、平和が、御心にかなう人々にあるように。」(14)。イエス様の誕生は、神様には栄光であり、人々には恵みの中の恵みです。

祈り:主よ!人々を罪から救うために、みどりごの姿でこの地に来られたイエス様を賛美します。

一言:私を救うために、飼葉おけに来られたイエス様


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