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2017年 12月 22日 (金)

生誕特集(1) ルカの福音書 1:26-38(30)
あなたは神から恵みを受けたのです

 マリヤは処女である自分が男の子を産むことは不可能なことだと話しました。 すると、御使いは聖霊の力によって子を産むことができると言ってくれました。全能の神様の力が彼女をおおう時、処女マリヤが男の子を産めるということです。御使いは、親類のエリサベツも、あの年になって男の子を宿し、もう六ヶ月になったと言ってくれました。神様の言葉は、すべて、必ず実現します。御使いの言葉を聞いたマリヤは言いました。「ほんとうに、私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおりこの身になりますように。」
 マリヤは自分が主のはしためであることを知っていたので、神様の御心に従い、処女の体で、神の御子を産むことを決断しました。私たちは、自分が主のしもべであることを知り、神様の御心に従う人生を生きなければなりません。 自分の人生の主人が神様であり、自分を導く方が聖霊であることを認めなければなりません。

適用:あなたが受けた恵みは何ですか

一言:恵まれた方



2017年 12月 23日 (土)

生誕特集(2) ルカの福音書1:39-56(46)
わがたましいは主をあがめ

 卑しい者は社会からも無視されます。濡れ衣を着せられることもあります。しかし高慢な者を追い散らし、卑しい者を高くあげてくださる神様の中で、私たちは希望を見出すことが出来ます。神様は、私たちが一番低く卑しい時、恵みを施してくださる方です。
敵応:私の賛美の題目は何ですか
一言:卑しいものに目を留めてくださった



2017年 12月 24日 (日)

生誕特集 (3) ルカの福音書1:57-80(68)
その民を顧みて、贖いをなし

 このように贖いが必要な理由は、人々が敵の勢力に捕えられているからです。 敵の勢力は、神様に聖く正しく仕えるのを出来なくさせる恐れを、ザカリヤに植え付けていました。イスラエルの民たちには、彼らを暗黒と死の陰に座らせる勢力がありました。神様は、このようなイスラエルの民たちを訪れて顧みてくださるのです。神様は、彼らのために救いの角をダビデの家に建てられました。角は力を象徴します。神様は、敵の手からその民を救うことの出来る力を持っておられるキリストを送ってくださいます。キリストの誕生は、旧約の預言の成就です。敵の手に捕えられて生きていく私たちを救うために、キリストを送ってくださったことを考える時、ザカリヤの口からは賛美が出てきました。
 イエス様を私たちの人生の中に受け入れさえすれば、私たちを捕えている敵の手から救われることが出来ます。イエス様が私たちの人生の中に来られると、私たちは私たちを破壊する敵である罪から救われ、聖く正しく神様に仕えることが出来ます。暗黒と死の陰から立ち上がって平和の道を歩むことが出来ます。
適応:誰も私を顧みてくれないと思っていますか
一言:顧みてくださる神様



2017年 12月 25日 (月)

生誕特集 (4) ルカの福音書2:1-20(12)
飼葉おけに寝ておられるみどりご

 御使いは、「あなたがたのために、救い主がお生まれになりました」と民全体のための素晴らしい喜びを知らせてくれました。そうしながら、イエス様のしるしとして知らせてくれたことは、何でしょうか。それは、「布にくるまれて飼葉おけに寝ておられるみどりご」でした。みどりごのしるしは、軟弱さ、みすぼらしさ、無力さ、無になること、低くなること、貧しさ、純粋さ、謙遜などです。人間の根本的な問題は、罪の問題です。罪の根は高慢です。イエス様は、私たちの高慢と欲とあらゆる罪の問題を解決されるために、布にくるまれて、みどりごの姿で飼葉おけに寝ておられました。イエス様のお誕生は、いと高きところにおられる神様に栄光となり、地の上の御心にかなう人々には、平和を与えます。今年のクリスマス、私たちに仕えるためにひとりのみどりごとして、飼葉おけにまで低くなって来られたイエス様を我が王として受け入れ、敬拝と賛美を捧げることが出来るように祈ります。

適用:キリストのしるしは何ですか

一言:布にくるまれて、飼葉おけに寝ておられるみどりご


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