聖書別日ごとの糧   >>   使徒の働き[2004]

2004年 03月 21日 (日)

使徒ノ働キ24:1-27
ペリクス総督に福音を証しするパウロ

Ⅰ.復活を証しするパウロ(1-23)
 大祭司アナニヤは噺家を立てて、同族であるパウロを異邦の総督ペリクスに訴えました。彼の告訴内容は、へつらいと心地よい響きの言葉で飾られましたが、裁判が成立するだけの条件としては不十分でした。
 しかしパウロを見てください。彼は、まず自分に対して正当に弁明しました。そしてその隙を利用して、死者の復活を証ししました。彼は総督ペリクスもイエス・キリストの復活を信じて、救いを受けることを切に願いました。
Ⅱ.やがて来る審判を論じたパウロ(24-27)
 パウロは、総督だからと言って、彼に心地よい響きの言葉を話しませんでした。また自分を不当な拘留から解き放つように願うこともしませんでした。むしろ神様の側に立って、彼が不義と放縦の罪深い生活を悔い改めるように、正義と節制とやがて来る審判とを論じました。すると彼は恐れました。しかし悔い改めず、むしろパウロからお金をもらおうとしました。またユダヤ人たちの心を得ようとして、パウロを拘留しておきました。彼は悔い改めることを知らない、怒りの子でした。

祈り:主よ!私が誰にでも復活の福音と裁きの福音を大胆に証しすることができるように助けてください。また裁きのメッセージを聞いた時、悔い改めることができるように助けてください。

一言:総督にも福音が必要である。


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