聖書別日ごとの糧   >>   使徒の働き[2004]

2004年 03月 23日 (火)

使徒ノ働キ26:1-18
この希望のために

Ⅰ.メシヤの望みを証しするパウロ(1-8)
 パウロは王族が使う厳かな言葉づかいで話し始めました。そして相手が理解しやすいように自分の出身と身分を詳細に話しました。その後、自分がこのように尋問を受けている理由は、神様がイスラエル人にお与えになった望みのためだと証しています。この望みは約束されたメシヤを指します。そして、神様がイエス様を死者の中から再びよみがえらせることで、イエス様がまさにメシヤであることを証ししました。パウロは、アグリッパ王に、よみがえられたイエス様が本当の望みであることを証ししています。
Ⅱ.信仰を証しするパウロ(9-18)
 パウロは、過去自分がどれだけ残忍にイエス様を迫害していた者なのか、よみがえられたイエス様に会ってどんな新しい人生を送るようになったのか、を証ししています。それは自分を暗闇から光に、サタンの権威から神様に立ち返らせたイエス様の大きな愛と権威を証ししています。パウロは信仰の証しを通して、アグリッパ王をサタンの権威から神様に立ち返らせようと最善を尽くしています。信仰の証しは人を説得させる大きな力があります。

祈り:主よ!私が福音を証しする時、主が私に施された美しい徳を宣伝することができるように助けてください。

一言:イエス様の美しい徳を宣伝しよう



2004年 03月 24日 (水)

使徒ノ働キ26:19-32
悔い改めにふさわしい行ないをするように

Ⅰ.パウロが証しした福音の要点(19-23)
 パウロはユダヤ人たちと異邦人たちに悔い改めの福音を証ししました。それは、アグリッパ王も悔い改めて神様に立ち返り、悔い改めにふさわしい行ないをしなければならないことが含まれているものです。パウロはまたキリストの十字架の苦難とよみがえりに対して大胆に証ししました。パウロは福音の核心をもれなく証ししたのです。
Ⅱ.フェストとアグリッパ王の反発(24-32)
 フェストはパウロが伝える悔い改めと罪の赦しの福音を聞きました。そして当惑したあまりパウロが博学で気が狂っていると大声で叫びました。彼は、自分は正しい理性を持った知識人であるように振る舞い、パウロの切なるメッセージを退けてしまいました。
 また、アグリッパ王は預言者を信じ、パウロのメッセージをよく理解することができたにもかかわらず、故意に受け入れませんでした。彼は、「あなたは、わずかなことばで、私をキリスト者にしようとしている。」と言って、自分を巧妙に防御しました。
 しかし使徒パウロの切なる望みは何とかして、鎖は別として、全ての人が自分のように本当のキリスト人になることでした。

祈り:主よ!私が地位の上下に関わらず、誰にでも大胆に悔い改めの福音を証しするように助けてください。

一言:悔い改めにふさわしい行ないをしなさい


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