聖書別日ごとの糧   >>   使徒の働き[2012]

2012年 10月 22日 (月)

使徒13:1-12
最初の宣教師を派遣したアンテオケ教会

Ⅰ.バルナバとサウロを派遣したアンテオケ教会(1-3)
 アンテオケ教会には、有能な聖書の先生が数多くいました(1)。彼らが主に仕え、断食していると、聖霊が、「バルナバとサウロを聖別しなさい。」と命じました(2)。彼らはアンテオケ教会の開拓者たちであり、柱でした。ところが、聖霊は彼らを選び、宣教師として派遣するように、指示されました。
 アンテオケ教会はまだ幼く、また、異邦の地に立てられた教会です。彼らを派遣すれば、アンテオケ教会は滅びるようでもありました。しかしアンテオケ教会は、聖霊が指示されることに、積極的に従いました。神様は彼らの信仰を祝福され、世界宣教の御業の原動力として、用いられました。
Ⅱ.聖霊に満たされたパウロ(4-12)
 聖霊に遣わされた二人は、キプロスに行きました。パポスで、キプロスの総督セルギオ・パウロに出会いました。彼は賢明な人であって、バルナバとサウルを呼んで、神様の御言葉を聞こうとしました(7)。すると総督の下で権力を得た魔術師エルマが総督について来て、遠ざけようとしました。しかしパウロは聖霊に満たされて、エルマを咎め、一時的に目が見えなくなるように、しました(10,11)。
 パウロは熱心に聖霊の働きに従おうとしたため、それを邪魔しようとする者たちに対して、火のように怒りました。また、それを退ける能力を受けるようになりました。

祈り:主よ!私が聖霊の方向に従うように助けてくださり、私たちの教会も、世界宣教に積極的に励むように、助けてください。

一言:世界宣教を願われる神様



2012年 10月 23日 (火)

使徒13:13-41
救いの福音を証しするパウロ

Ⅰ.ダビデの子孫イエス様(13-25)
 パウロとその一方が、パンフリヤのベルガに渡った時、ヨハネは放棄して、エルサレムに帰って行きました。残りの人々は、旅行を続け、ピシデヤのアンテオケに行って、イエス様を証ししました。
 神様はイスラエルを選ばれ、高くされました。大きな力で彼らをエジプトの地から導きだされ、士師と王をくださいました。そして、ついに神様の御心にかなったダビデの時代に、彼の子孫からキリストを与える、と約束されました。この約束通りに、キリストが来られましたが、この方こそイエス様です。イエス様は自称メシヤではなく、神様が「遣わす」と約束されたキリストです。
Ⅱ.救い主イエス様(26-41)
 約束されたメシヤが来られましたが、人々は霊的に無知で、むしろその方を罪に定め、ピラトの手を借りて、殺してしまいました。しかし、神様は聖書の御言葉通りに、イエス様をよみがえらせ、救い主として高くされました。それで今、人々は、このイエス様を通して、罪の赦しを受けることができると、知らなければなりません(38)。モーセの律法で、義と認められない全てのことも、このイエス様を信じることで義とされることを、知らなければなりません(39)。しかし、イエス様がキリストであることを信じない者は、神様の別の約束に従って、さばきを受けるようになります(40,41)。

祈り:主よ!主は約束されたキリストなので、主を受け入れれば、罪の赦しが受けられることを信じます。私も、この福音を伝えます。

一言:神様の約束、イエス様


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