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2010年 01月 03日 (日)

使徒ノ働キ20:13-27
福音をあかしする一年

Ⅰ.謙遜と涙の牧者(13-21)
 今日の御言葉は、パウロがエペソ教会の長老たちをミレトに呼んで、彼らに伝えた告別メッセージの一部分です。パウロはエペソで謙遜の限りを尽くし、涙をもって、神様の羊の群れに仕えました。また彼は羊たちに益になることは、少しもためらわず、知らせ、教えました。彼は特に神様に対する悔い改めと、主イエス・キリストに対する信仰を教えました。彼は自分の利益と人気のためではなく、羊たちのために教えました。
Ⅱ.福音のあかしをいのちよりも貴く思うパウロ(22-27)
 パウロは今、エルサレムに行こうとしましたが、そこには多くのなわめと苦しみが待っていることを、知っていました。しかしパウロはイエス様から受けた任務、すなわち神様の恵みの福音をあかしすることを果たし終えるためには、自分のいのちは少しも惜しいとは思いませんでした(24)。このように使徒パウロは自分のいのちよりも、神様の福音を更に貴く思いました。これは恵みの福音が律法の下で神様のさばきを受けて滅亡する自分自身を生かしたからであり、またすべての人々を罪と死から救うことを、知っていたからです。
 私たちがいのちをかけてすることは何でしょうか。多くの人々に神様の恵みの福音をあかしすることです。人ができる仕事の中で、これより貴いものは何もありません。

祈り:主よ!私が謙遜と涙で羊たちに仕え、いのちをかけて、神様の恵みの福音をあかしするように助けてください。

一言:いのちをかけて恵みの福音をあかししよう


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