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2012年 01月 02日 (月)

使徒の働き20:17-31
謙遜の限りを尽くし、涙をもって

Ⅰ.謙遜の限りを尽くし、涙をもって(17-21)
 本文には、パウロの牧者生活の姿が、よく現れています。彼はエペソに着いた最初の日から、いつも謙遜の限りを尽くして、涙をもって、主の羊の群れに仕えました。謙遜と涙なしには、心が曲がり、多くの傷を負った羊たちに仕えることができません。ユダヤ人たちはそのようなパウロを理解できず、迫害しました。しかしパウロは耐え忍び、変わることなく主に仕えました。また、羊たちに益になることは、少しもためらわず、切に教えました。彼は、自分の益のためではなく、羊たちの益のために、熱心に牧者生活をしました。何よりも彼は、ユダヤ人とギリシヤ人たちに、神様に対する悔い改めと主イエス・キリストに対する信仰を教え、羊たちのいのちを救いました。謙遜の限りを尽くして、涙をもって、羊たちに仕える究極の目的は、イエス様を信じ、罪の赦しの恵みを受けるように、するためです。いくら美しい言葉を多く語って、涙を流しても、悔い改めと信仰が欠けていれば、空を打つようなものです。悔い改めと信仰を植えることが、牧者生活の核心です。
Ⅱ.自分の走るべき行程(22-27)
 パウロは神様の恵みの福音を証しするために、エルサレムに行こうとしましたが、多くの苦難が待っていました。しかし彼はこの任務を果たし終えることができるなら、いのちは少しも惜しいとは思いませんでした。彼は、それが自分の走るべき行程であると、確信しています。

祈り:主よ!私が変わらず、謙遜の限りを尽くし、涙をもって、羊たちに仕え、いのちをささげて、福音を証しする生活ができるように、助けてください。

一言:涙をもって


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