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2013年 01月 02日 (水)

使徒1:1-14
地の果てにまで、わたしの証人となります

Ⅰ.地の果てにまで、わたしの証人となります(1-8)
 十字架で死なれた後、三日目によみがえられたイエス様は、四十日の間、弟子たちと共におられ、数多くの確かな証拠をもって、ご自分の復活を証しされ、神様の御国のことを話されました(3)。イエス様の十字架の死と復活によって、私たちは罪の赦しを受け、神様の御国に入ることができるようになりました。イエス様は、弟子たちが聖霊を受け、イエス様が成し遂げられた神の御国を伝えることを、願われました(4,5)。しかし弟子たちの関心は、どこまでも世の国にありました(6)。イエス様は、このような弟子たちに、イスラエルの復興は神様にゆだね、彼らは「エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、イエス様の十字架の死と復活を証しする証人になる」ように命じられました(8)。
 世の中には、大切なことが多くあります。しかし、滅びに至るたましいを救い、彼らを神様の御国に導くことよりも、大切で、緊急を要するものはありません。神様の御国は、今私がいる所で、福音を伝えることによって広がって行きます。
Ⅱ.祈りに専念していた弟子たち(12-14)
 イエス様の世界宣教命令を受けた弟子たちは、あぜんとしたことでしょう。しかし彼らはまず、イエス様に命令に従いました。彼らは、イエス様がくださる聖霊を待つために、エルサレムに上って行き、祈りに専念しました(14)。世界宣教は祈りから始まります。

祈り:主よ!人々にとって、最も緊急を要するものは、神様の御国を得ることであることを信じます。私が地の果てにまで、福音を伝える生活をします。

一言:イスラエルの国より、まず神様の御国を


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