聖書別日ごとの糧   >>   ローマ[2001]

2001年 02月 14日 (水)

ローマ人ヘノ手紙5:1-11
義と認められた者の祝福

Ⅰ.神との平和を持っています(1-5)
信仰によって義と認められた者にはどんな祝福がありますか。まず、神様との平和を持つことができます。以前は、神様と敵対関係であったため、何をしても不安と虚無から逃れることが出来ませんでした。また、魂に乾きが絶えませんでした。しかし、これからは神様と平和な関係を持つことが出来て、内面に真の平和を保つことができます。この平和は最も貴い宝です。
神様と平和を保った者は律法の世界から離れ、恵みの世界で生きるようになります。また、神の栄光を望んで大いに喜ぶようになります(2)。このような者は患難さえも喜ぶようになります。それは、患難が忍耐を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。
Ⅱ.神様の愛を確信するようになります(6-11)
信仰によって義と見なされた者は、私達に向かった神様の絶対的な愛を確信するようになります。それは私達がまだ弱かったとき、キリストは定められた時に不敬虔な者のために死んでくださった愛を知っているからです。神様のこのような愛を知る者は、自分が弱くても救われたことを確信するようになります。そして恐れることなく、大胆な人生を生きるようになります。

祈り:主よ、信仰によって義と認めてくださり、多くの祝福をくださり感謝いたします。私が信仰によってすべての祝福を味わい、神様に栄光を帰する人生を過ごせるように助けてください。

一言:神様との平和を持っています



2001年 02月 15日 (木)

ローマ人ヘノ手紙5:12-21
アダムとイエス・キリスト

私達がイエス様の十字架の恵みを信仰によって受け入れようとする時、一人の死がすべての人を救うことができるのか、あるいは、2千年前の十字架事件が今日の私にも効果があるのかという疑問を抱きやすいです。パウロは、このような疑問に対してアダムの例をあげて具体的に説明しています。
人類の代表であったアダム一人が、神様に不従順な姿勢をとったことによって罪が世に入り、罪は死をもたらしました(12)。モーセの律法以前にも罪はすでに存在し、人々を死の下に置きました(13,14)。アダム一人の不従順の罪がすべての人類に影響を及ぼしました。これはアダムが人類の代表として創造されたからです。
イエス・キリストの恵みの原理もこれと全く同じです。イエス様は第2のアダムとして人類の新しい代表として来られました。このイエス様はアダムと違って、神様に死ぬまで従順しました。アダムの不従順がすべての人類に死をもたらしたように、イエス様の義の行動はすべての人類に神様の賜物である生命を満ち溢れさせるようにしました。彼を信じる者はだれでも義と認められ、罪から逃れ生命を得るようになります。罪が死の世界で王であったように、神様の恵みは私達の中で王になり、私たちを永遠のいのちに至らせます。イエス・キリストの義の行動は、今日の私達にまで神様の恵みを受けさせます。

祈り:主よ、主の従順によって今日のわたしが救われるようになったことを感謝いたします。わたしも主とともに従順することによって、生命のみわざに用いられるように助けてください。

一言:神様のなかでの一人の影響力


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