2015年 06月 14日 (日)
クリスチャンの国民生活
1.良心のために従いなさい(1-5)
全ての権威は神様から来たものです。世の中の権威は、神様が人間のいのちを保護し、良い人々を悪者たちから保護しようと、与えられたものです。それで、権威は、悪者たちには、恐れの対象となります。それで、役人たちは、神様の子どもたちを守ります(4)。しかし、クリスチャンたちは、怒りを恐れて屈伏するのではなく、良心のために、従うべきです(5)。しかし、世の権威がクリスチャンたちの信仰を損んじたり、神様の御座の代わりとなろうとする時には、聞き従うことができません。殉教を覚悟して、戦わなければなりません。
2.国民の義務を果たしなさい(6,7)
クリスチャンたちは、国民としての、基本的な義務を果たさなければなりません(5,6)。カイザルのものはカイザルに返さなければなりません(ルカ12:7)。一つの国の国民として、基本権を行使し、国家の保護を受けるためには、義務を果たさなければなりません。納税の義務を誠実に果たす時、世の権力者たちは神様の働き人となり、国を正しく治めることができます(6)。
勤労を放棄したり、脱税することは、神様がご覧になる時、大きな罪です。また、自分の子どもだからと言って、義務教育も受けさせずに、工事現場で働かせることや、自分の財産だからといって、贅の限りを尽くすことも、神様がご覧になる時、罪です。
祈り:主よ!自分が信仰の良心に従って、上にいる権威ある者たちに聞き従い、国民の一人として、義務を果たします。
一言:良心に従って
2015年 06月 15日 (月)
クリスチャンの社会生活
1.愛は律法の完成(8-14)
クリスチャンは、愛の借り以外には、誰に対しても、何の借りもあってはいけません。お互いに熱く愛し合わなければなりません(8)。姦淫するな、殺すな、盗むな、むさぼるなという戒めと、そのほかにどんな戒めがあっても、「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。」という御言葉の中に要約されています(9)。愛は隣人に対して害を与えません。それで、愛は律法を全うします(10)。世の全ての犯罪と社会悪は、愛がないからです。このような世の中で、私たちは、積極的にイエス様の愛を実践しなければなりません。
2.主イエス・キリストを身につけなさい(11-14)
世は、日に日に堕落して来ています。しかし、クリスチャンたちは純潔な生活をしなければなりません。今は、初めに信じたころよりも、イエス・キリストの再臨がもっと近づいて来ています(11b)。夜がふけていくほど、夜明けが近づいて来ているように、救いの日が近づいて来ています。それで、私たちクリスチャンはやみのわざを打ち捨てて、積極的に光の武具を着なければなりません。昼間らしく、身なりを整え、イエス・キリストを着て、肉の欲のために心を用いてはいけません(14)。特に、この時代の若者たちは、淫乱と放蕩と酩酊と薬物に病んできています。このような時代の中で、私たちクリスチャンたちは、肉の欲に従って生きてはならず、イエス・キリストを着て、聖なる生活をしなければなりません。
祈り:主よ!私が欲に従って生きて来たことを悔い改めます。私がキリストを身につけ、主の愛を実践します。
一言:今は起きて、目を覚ましている時
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