聖書別日ごとの糧   >>   ローマ[2015]

2015年 06月 16日 (火)

ローマ14:1-12
さばいてはいけません

1.神様がその人を受け入れてくださったからです(1-6)
 信仰が弱い人は、疑いと恐れが多くあります。それで、些細な問題であっても、よくつまずきます。小心者です。それで、信仰が強い者は、弱い者を無視します。すると、弱い者は、強い者をさばきます。それで、共同体は破壊されます。
 それで、信仰が強い人も、弱い人も、互いにさばいてはいけません。なぜなら強い人も、弱い人も、みな神様が受け入れてくださった神様の子どもだからです。それで、食べる問題、日を大切に思うことなど、些細な問題で人をさばいてはいけません。一人一人が、自分の心を広げて行かなければなりません。それで、お互いのあやまちと短所を担って上げなければなりません。
2.さばきの座に立つようになるからです(7-12)
 クリスチャンは、生きるにしても、主のためであり、死ぬにしても、主のためです(8)。イエス様がいのちを捨ててまで愛された兄弟を、私たちがさばくことはできません。全ての判断は、主にゆだねなければなりません。
 また、私たちはみな、神様のさばきの座に立つようになります(10)。その日、全ての舌が、神様に、自分の罪を告白します。それで、私たちは、他の人をさばく前に、自分を顧みて、悔い改めなければなりません。兄弟をさばくことは、神様に罪を犯すことです。

祈り:主よ!私が兄弟をさばいたことで、主を悲しませた罪を悔い改めます。私が兄弟をさばかずに、その短所を担う愛のしもべになります。

一言:弱い人をさばいてはならない



2015年 06月 17日 (水)

ローマ14:13-23
自由より愛によって行ないなさい

1.あなたの食べ物のことで、兄弟を滅ぼさないでください(13-16)
 当時、食べ物の問題が大きく取り上げられていました。この思想は、ユダヤ教から由来したものです。しかし、私たちクリスチャンは、何でも飲み食いできる自由があります。なぜなら主にあって確信することは、汚れているものは何一つないからです(14)。
 しかし、私たちは自分の自由によって、兄弟を悩ませてはいけません。キリストは、その兄弟の代わりに、死んでくださいました。それで、自分の肉体の満足のために、兄弟をつまずかせてはいけないのです。これは、キリストの死を虚しいものにする罪です(15,マタ18:6,7)。自分が良いと思っていることが、非難の対象になってはいけません(16)。
2.信仰によって行ないなさい(17-23)
 神様の国は飲み食いのことではなく、義と平和と聖霊による喜びです(17)。それで、クリスチャンは自分の権利だけを主張するのではなく、教会の徳を高めるのに、力を入れなければなりません(18)。自分の自由によって、神様の御業を滅ぼすことは、大きな罪です(20)。それで、すべてのことは信仰によって行なわなければなりません(21)。自分が、良いと認めていることによって、さばかれない人は幸いです。しかし、信仰に従って行なわない物は、みな罪です。

祈り:主よ!私の自由によって、兄弟をつまずかせた罪を悔い改めます。今からは、主がくださった自由によって、積極的に主を喜ばせ、教会に徳を高めることに力を入れます。

一言:お互いに徳を高めることに力を入れよう


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