聖書別日ごとの糧   >>   ローマ[2015]

2015年 06月 21日 (日)

ローマ16:1-27
同労者たちを貴く思うパウロ

1.同労者たちの労苦を認めるパウロ(1-16)
 パウロはケンクレヤからローマに、すぐに行くようなるフィベをよく顧みるようにと、推薦しています。彼女は、パウロと多くの聖徒たちをよく助けた人です(2)。また、パウロが危険に処せられた時、いのちの危険を冒して、守ってくれたブリスキラとアクラに深く感謝しました(4)。
 それだけではありません。非常に労苦したマリヤと、主にあって労苦した多くの同労者たちの苦労を一つ一つ紹介しました。パウロは、主にあって労苦した同労者たちの苦労を当然のものとは、思いませんでした。彼らの労苦を深く認め、神様に感謝しています。このように同労者の労苦を貴く思うパウロは、行く先々で多くの同労者たちを得ました。
2.彼らから遠ざかりなさい(17-21)
 パウロは、分裂を起こし、教会をつまずかせる人々を警戒し、彼らから遠ざかるように教えました(17)。彼らは、御言葉に聞き従わず、自分の腹だけを満たそうとしました。彼らは、それらしいことばとへつらいのことばで、クリスチャンたちを惑わし、罪に落とす悪魔の子たちです(20)。それで、彼らを警戒し、真理の御言葉に聞き従うことに熱心でなければなりません。パウロは今、イエス・キリストの福音によって、全ての国の人々を救いおうとされる知恵の神様をほめたたえます(25-27)。

祈り:主よ!主にあって、労苦する同労者たちの献身を当然のことと思って来た罪を、悔い改めます。私が、使徒パウロのように、成熟した牧者になるように切に祈ります。

一言:同労者の労苦に感謝しよう


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