聖書別日ごとの糧   >>   コリント人Ⅰ[2013]

2013年 01月 31日 (木)

Ⅰコリント2:1-5
神の力にささえられるためでした

Ⅰ.パウロの決断(1,2)
 パウロは水準の高い学者でした。しかしメッセージを伝えたり、あるいは聖書を教える時、自分の知識を誇りませんでした。ただ、私たちの罪のために十字架につけられたイエス様だけを話そうとしました。イエス様だけを伝えようとしました。
 私たちがクリスチャンになるために、多くのことを知らなくても良いのです。ただ、イエス様が、私たちの罪と世の全ての人々の罪のために、十字架につけられたことを知ればいいのです。もしイエス様を知らなければ、あらゆる知識は私たちを救ったり、助けたりすることはできません。
Ⅱ.信仰が、神の力にささえられるためです(3-5)
 パウロが、最初に、コリントに来た時、コリントの人々の道徳的な堕落に、恐れおののいていました。彼はどうしたら良いのか、分かりませんでした(3)。そのような中で、彼は自分の言葉の力ではなく、御霊と御力が現れることを願いました(4)。
 その目的は、聖徒たちの信仰が人間の知恵にささえられず、神の力にささえられるためでした。神様の復活の力によって生じる信仰が、本当の信仰です。それで信仰を持つために、私たちは最初に神様に完全に頼り切らなければなりません。

祈り:主よ!神様が私たちのうちに、御力によって働かれる時、私たちの信仰が生じ、育ちます。御力によって、働いてください。

一言:信仰は神様の力の賜物



2013年 02月 01日 (金)

Ⅰコリント2:6-16
キリストの心を持ちなさい

Ⅰ.神様の知恵(6-10)
 神様の隠された奥義としての知恵は、世を愛する人々が理解できない知恵です。神様の奥義は、神様を愛する人々のためのものです。長い間、隠されて来た奥義は、神様が世を愛されたので、全ての人々の罪のために、ご自分の御子をお遣わしになったことです。
 もし世の中で、支配者たちがそれを悟っていたなら、彼らはイエス様を十字架につけたりはしませんでした。神様は、ご自分の愛と赦しを受け入れる者たちに、御霊をくださいます。また、そのような人を愛されます。私たちが神様の奥義を知らなければなりません。
Ⅱ.御霊の人(11-16)
 神様は、御霊によって、ご自分の知恵を私たちに啓示されました。世の知恵では、神様の御業を理解することができません。神様の御霊が臨まれる時、初めて私たちは肉体を持っていますが、神様の御心と愛と福音を理解するようになります。
 霊的な人はキリストの心を持った人です。そのような人は、神様の観点から物事を見ます。世俗的な人々は、実質的に有益なものなのか、そうでないのかを基準に、物事を見ます。私たちは、世俗的な人々の判断と誤解に振り回されてはいけません。

祈り:主よ!私たちが長い秘密だった神様の愛と、キリストの福音とを知り、霊的な人になることを願っています。

一言:神様の愛を知ろう


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