聖書別日ごとの糧   >>   コリント人Ⅰ[2013]

2013年 02月 04日 (月)

Ⅰコリント4:1-5
管理者の基本姿勢

Ⅰ.聖なる職分
 キリストのしもべは、神様の奥義の管理者です。今は、知られている神様の奥義は、神様がご自分の御子をこの世に遣わされて、全ての人々のために死に渡され、再びよみがえらせたということです。すなわち、イエス・キリストの福音です。
 パウロはこの福音を任され、よみがえられたキリストから、福音を世界に伝える働きを受けました。イエス様を受け入れ、赦しといのちを贈り物として受けた私は、みな同じ福音をゆだねられています。職分を担う私たちは、最後まで忠実でなければなりません。
Ⅱ.忠実であることの秘密
 「忠実」とは、変わりないという意味です。自分に与えられた職分を捨てずに、最後まで担うことです。福音の管理者が、御業を担うなら、苦しみも多いので、職分を捨てたり、休みたくなる時が多くあります。ひどい時には、世の中に帰りたくなる誘惑を受けることもあります。しかし職分を担う者は、心変りがなければなりません。どんなことがあっても、職分を守らなければなりません。

祈り:主よ!私が別の心を抱いていたことを悔い改めます。イエス様のように、最後まで、変わることなく、忠実であります。助けてください。

一言:忠実でありなさい



2013年 02月 05日 (火)

Ⅰコリント4:6-13
キリストのために愚かな者ですが

Ⅰ.聖なる御言葉の他に、倒れてはいけない(6,7)
 他の人にはない、多少の霊的な賜物を持っていると考える時、霊的に傲慢な心が現れます。しかし神様は、全ての人々に、聖書をお与えになりました。私たちは、何か特別な啓示が必要ではありません。
 私たちが受けた賜物や特権が何であれ、神様の恵みによって受けたものです。パウロは、誇るべき物が多くありました。しかし、彼は謙遜に、神様の御言葉に聞き従いました。そして彼は私たちに、このように行ないなさい、と教えています。
Ⅱ.私たちは、この世のちりになった(8-13)
 十字架なしに、クリスチャンになることを願う人々が多くいました。彼らは、神様の御国と世の国の両側で、最も良いものを全て得られると教えていました。
 しかしパウロは、実際の生活で、十字架を避けようとはしませんでした。彼は自分を救おうとしませんでした。彼は、失敗した者のように、見えました。彼は愚かな者のように見えました。しかし、彼は失敗者ではなく、十字架の道を歩むことを選び、キリストのために、愚かな者になりました。これがいのちであり、勝利です。

祈り:主よ!私が主の御言葉に従って、イエス様について行き、十字架の狭い道を歩むように、助けてください。

一言:キリストのゆえに、愚かな者ですが、



2013年 02月 06日 (水)

Ⅰコリント4:14-21
私にならう者となってください

Ⅰ.福音の道(14-17)
 パウロの生活は、彼があらゆる所で教えた福音につながっている生活です。彼が、言葉では十字架の道を教えながら、彼自身は安逸で、楽な生活をしているわけではありません。彼は、自分の単純で福音中心の生活態度を見習うように、私たちに教えています。彼は、コリントの聖徒たちが言葉はよく話しますが、実際には、世俗的に生きていることを知っていました。それで、主に忠実なテモテを遣わして、彼らが話している通りに、生きるように励まします。私たちが口先だけではなく、実際に福音によって生きなければなりません。
Ⅱ.神の御国は力にあります(18-21)
 教会内の、ある人々は霊的に傲慢でした。彼らは、自分たちの霊的な賜物と知識について、多く話しました。しかし実際の生活では、実がありませんでした。パウロは、すぐにコリントを訪問しようとしました。彼は、指導者たちが大口をたたいているように、実を結ぶように立ち向かおうとしました。パウロは、彼らが悔い改めることを、望んでいます。
 神様の御国は、言葉にあるのではなく、力にあるので、私たちはことばよりも、力を受けなければなりません。力がある所に、神様の御国があります。力のために、祈りましょう。

祈り:主よ!世に屈せずに、貧しく純潔な生活ができるように、助けてください。主の前で、謙遜になるように助けてください。

一言:ことばより、力を持とう


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