聖書別日ごとの糧   >>   コリント人Ⅰ[2015]

2015年 06月 28日 (日)

1コリント4:1-5
管理者の基本的な姿勢

1.聖なる職務
 キリストのしもべは、神様の奥義の管理者です。今は、知られている神様の奥義は、神様がご自分の御子を世に遣わされ、全ての人々のために死なれ、再びよみがえられたということです。すなわち、イエス・キリストの福音です。
 パウロは、この福音を任され、よみがえられたイエス様から、福音を世界に宣べ伝えなさいと頼まれました。イエス様を受け入れ、赦しといのちを、賜物として受けた私たちは、福音の委任を受けました。職務を任された私たちは、最後まで忠実でなければなりません。
2.忠実の意味
 忠実とは、「変わらない」という意味です。自分に与えられた職務を捨てずに、最後まで担うことです。福音の管理者が仕事をすると、辛いことも多く、それで、職務を捨てたり、休みたいと思うことがよくあります。ひどくなると、世に帰りたい誘惑にかられたりもします。しかし、職務を任された者は、変わりなければなりません。どんなことを任せられても、職務を守らなければなりません。

祈り:主よ!私が甘い実を食べていたことを悔い改めます。イエス様のように、最後まで、変わることなく、忠実であろうと思います。助けてください。

一言:忠実でありなさい



2015年 06月 29日 (月)

1コリント4:6-13
キリストのために愚かな者です

1.書かれていることを越えない(6,7)
 他の人々が持っていない若干の霊的な賜物や恵みを持っていると考える時、霊的に傲慢な心が入り込んで来ます。しかし、神様は、私たちみなに聖書をくださいました。私たちは、他の特別な啓示が必要ありません。
 私たちが受けた賜物や特権が何であっても、神様の恵みによって受けたものです。パウロは、誇るものを多く持っていました。しかし、彼は謙遜に、神様の御言葉に聞き従いました。そして、彼は私たちに、このようにしなさい、と教えます。
2.私たちは、世の中のちりになりました(8-13)
 十字架なしにクリスチャンになる者が多くいました。彼らは神様の御国と世の国の両側の良い物を全て得られると、教えています。
 しかし、パウロは、実際の生活で、十字架を避けませんでした。彼は、自分を救おうとしませんでした。彼は、失敗した者のように、見えました。彼は愚かに見えました。しかし、彼は失敗した者ではなく、十字架の道を歩こうと選択し、キリストのために、愚かな者になりました。これがいのちであり、勝利です。

祈り:主よ!私が主の御言葉に聞き従い、イエス様に至る十字架の狭い道を歩くように、助けてください。

一言:キリストのために愚かな者です



2015年 06月 30日 (火)

1コリント4:14-21
私に習う者となってください

1.福音の道(14-17)
 パウロの生活は、彼が全ての所で教えた、福音にかなった生活でした。彼が、言葉では十字架の道を教えながら、彼自身が安逸で平安な生活をしたのではありません。彼は、自分の単純で、福音中心の生活態度を学ぶようにと、私たちに言います。
 彼は、コリントの聖徒たちがどれだけ言葉が上手くても、実際には、世俗的に生きていることを知っていました。それで、主にあって真実なテモテを遣わして、彼らが話している通りに生きるように、と激励しています。私たちが、言葉だけではなく、実際に福音的に生きなければなりません。
2.神様の国には、力がある(18-21)
 教会の中の、ある人々は、霊的に傲慢でした。彼らは、自分たちの霊的な賜物と知識について、多く話しました。しかし、実際の生活では、実がありませんでした。パウロは、すぐに、コリントを訪問しようとしました。彼は、すぐに、指導者たちが話している通りの実を結ぶように、助けようとしました。パウロは、彼らが悔い改めることを、願いました。
 神様の国は、ことばにはなく、力にあるので、私たちは、ことばよりも、力を受けなければなりません。力がある所に、神様の国が臨みます。力のために、祈りましょう。

祈り:主よ!世に屈せずに、貧しく、純潔な生活をするように助けてください。主の前で、謙遜になれるように、助けてください。

一言:ことばより、力を持とう


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