聖書別日ごとの糧   >>   コリント人Ⅰ[2015]

2015年 08月 23日 (日)

1コリント7:1-24
主からいただいた分に応じ

 しかし、パウロは、自分のように神様から特別な恵みを受けた人は、独身のまま生きるほうが望ましいと言っています。また、結婚していない男と女のやもめは、独身のままであるほうが良い、と言っています。しかし、自制ができずに、情の燃える人は、結婚をした方が良いのです。
 結婚した者は、絶対に離婚してはいけません。妻は、夫から離れてはならず、夫は、妻を捨ててはいけません。結婚は神様が結ばれたものなので、人が引き離すことができません(マコ10:8,9)。信仰の結婚をしていない場合はどうでしょうか。まずは、信仰のある人が、自分の信仰を守らなければなりません。そして、信仰のない人が信仰を持つことができるように、最後まで助ける努力をしなければなりません。信仰のない伴侶が、神様の憐れみによって、救いを受けるからです。
 ただ、おのおのが、主からいただいた分に応じ、また、神様がおのおのをお召しになった状態で歩むべきです。使徒パウロは、すべての教会で、このように指導しています。

祈り:性的に堕落したこの時代、私が罪の影響を受けず、信仰の中心を守るように、助けてください。私を通して、周りの人が生かされるように、導いてください。

一言:主からいただいた分に応じ



2015年 08月 24日 (月)

1コリント7:25-40
ひたすら主に奉仕

1.この世の有様は消え去る(25-31)
 パウロは、処女たちは結婚せずに、そのままの状態にいるほうが良い、と言っています。その理由は、緊迫した苦難の日に、更に労苦するようになるからです。嫁いだり、めとったりすることは、罪を犯すことではありませんが、このような人々は肉体の苦難を受けるようになります。 クリスチャンたちは、むやみに世の事に泣いたり、笑ったりしてはいけません。また、物を売り買いすることに、持っている物に対して、心を奪われてはいけません。なぜなら、この世の有様は過ぎ去るからです(31)。クリスチャンはただ、イエス様とイエス様がくださった使命にだけ、生きます。
2.ひたすら主に奉仕する(32-40)
 パウロが、独身生活を勧める理由は何でしょうか。結婚をすれば、どうしたら主に喜ばれるかという考えより、世のことに心を配り、どのようにして妻や夫に喜ばれるのか、と考えるようになります。パウロは、私たちができる限り、自由の身となり、ひたすら主だけを喜ばせる者になることを、教えています(35)。クリスチャンは、主のためなら、結婚することもでき、しないこともできる信仰の自由を持たなければなりません。

祈り:主よ!私がどんな状況でも、主にだけ喜ばれようと、努力できるように助けてください。

一言:ただ、主のためにだけ


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