聖書別日ごとの糧   >>   コリント人Ⅰ[2015]

2015年 08月 25日 (火)

1コリント8:1-13
偶像にささげた肉を食べることに対して

1.知識に従って、自由に食べることができる(1-6)
 偶像にささげた肉ついては、みな知識を持っています。しかし、知識は人を高ぶらせ、愛は人の徳を建てます(1)。
 偶像にささげた肉に対して、正しい知識がある人は、供え物に捕らわれません。偶像は実際にはないものだからです。天にも地にも、多くの神や多くの主がありますが、私たちには唯一の神様だけです(6)。この世には、神様の他に、ほかの神はいません。全てのものはこの神様から出ており、私たちもこの神様のために存在しています。それで、偶像にささげた肉であっても、何ともありません。自由に食べることができます。
2.兄弟のために、自由に食べることができない(7-13)
 すべての人にこの知識があるのではありません。知識のない者もいます。特に、偶像に対する習慣がなかった人々は、偶像にささげた肉を食べることに、ひどく気になります(7)。それで、知識がある者に従って行なうことにより、良心が弱くなり、汚れます。
 知識があるからと言って、弱い者をつまずかせることは、その人のために死なれたキリストに罪を犯すことです。それで、使徒パウロは、食物で兄弟をつまずかせるなら、今後いっさい肉はたべない、と言いました。知識は、自己満足ためのものですが、愛はいのちを生かすことです。

祈り:主よ!私が、乏しい知識によって、兄弟をつまずかせた罪を悔い改めます。今から、愛によって行ない、立てます。

一言:知識より愛で


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