聖書別日ごとの糧   >>   コリント人Ⅰ[2021]

2021年 03月 20日 (土)

コリント人への手紙第一3:1-9(7)
成長させてくださる神

 コリント教会の人々は肉に属する人、キリストにある幼子でした。それでパウロは彼らに乳を飲ませ、固い食物を与えませんでした。彼らはまだ肉の人でした。彼らの間に、ねたみや争いがあるからです。ある人は「私はパウロにつく」と言い、別の人は「私はアポロに」と言っていました。彼らは人に従いました。その結果、互いに争いました。これは彼らが肉の人であり、ただの人として歩んでいることを現わしています。教会で人に頼って互いに争っているなら、それは信仰が幼子の水準であることを現わしているのです。

パウロとアポロは神様の奉仕者にすぎません。奉仕者としてパウロは植えて、アポロは水を注ぎました。しかし、成長させたのは神様です。神様だけが永遠のいのちを与え、信仰を成長させることができます。ですから、大切なのは、植える者でも水を注ぐ者でもなく、成長させてくださる神様です。パウロとアポロは神様のために働く同労者であり、コリント教会の人々は神の畑、神の建物です。神様が彼らを育ててくださいます。ですから、聖徒たちが成長するためには、人ではなく神様を信じて頼るべきです。そうすれば神様が成長させてくださいます。



適用:誰が成長させてくださいますか

一言:神様が



2021年 03月 21日 (日)

コリント人への手紙第一3:10-23(10)
賢い建築家

 使徒パウロは、教会を建てる時、賢い建築家のように土台を重視しました。彼はイエス・キリストを土台にしました。彼は人々が救い主であるイエス様を信じて従うように助けました。世のどんな困難にも耐えられるような土台の上に家を建てるようにしました。だれも、すでに据えられている土台以外の物を据えてはなりません。また、イエス・キリストの上に家を建てる人は、焼けない材料を使わなければなりません。木、草、藁ではなく、金銀、宝石で建てなければなりません。人生の家を建てる時の焼けない材料とは、御言葉です。御言葉に従う人生は神様の火によるさばきの時、報いを受けます。焼けてしまう材料で人生の家を建てた人は損害を受けますが、その人自身は火の中をくぐるようにして助かります。それは、報いのない救いを意味します。

クリスチャンは神の宮です。神の御霊がその人のうちに住んでおられます。クリスチャンは聖なる神の宮を壊してはなりません。コリント教会の聖徒たちのように争ってはなりません。もし、聖なる神の宮を壊すなら、神様がその人を滅ぼされます。ですから、私たちは毎日イエス様の血によって自分をきよめなければなりません。

この世の知恵は、神の御前では愚かです。神様は知恵のある者を、彼ら自身の悪巧みによって捕えます。主は、知恵のある者の思い計ることが空しいことを知っておられます。ですから、だれも人間を誇ってはいけません。クリスチャンは万物を所有しておられる神様の知恵を悟り、頼らなければなりません。



適用:誰が知恵ある人でしょうか

一言:イエス・キリストを土台にした人


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