聖書別日ごとの糧   >>   コリント人Ⅱ[2013]

2013年 04月 20日 (土)

2コリント7:2-16
牧者の喜び

1.兄弟たちの悔い改めを喜ぶパウロ(2-12)
 パウロはマケドニアに着いても、心には少しの安らぎもありませんでした。外には戦い、うちには恐れがありました。しかし彼は、テトスを通して、コリントの兄弟たちが嘆き悲しんで悔い改め、パウロを慕っていることを聞いて、大きな喜びがありました(7)。パウロは、「悔い改めなさい」という責めの手紙を書いて送り、心が裂かれ、後悔したこともありました。しかし、彼の手紙によって、彼らが悲しみましたが、結局は悔い改めるようになった、という知らせを聞いて、大変喜びました。世の悲しみは死をもたらしますが、神様の御心に添った悲しみは悔い改めに至り、救いに至らせます(10,11)。それで、私たちがしばらくの間、兄弟たちを悲しませることがあっても、彼らが悔い改めるように、積極的に助けなければなりません。
2.兄弟たちとの信頼が深まっていったことを喜ぶパウロ(13-16)
 テトスは、コリントの兄弟たちが自分を恐れおののいて、迎え入れ、聞き従うのを見て、彼らに向けられた愛がさらに深まって行きました(15)。これを通して、パウロがテトスに、コリントの兄弟たちに対して誇ることや、コリントの兄弟たちに、テトスを誇ることが、全て真実として現れるようになりました。それで、パウロとテトス、パウロとコリントの兄弟たちの間の信頼が、さらに深まって行くようになり、パウロの喜びは本当に大きなものでした(16)。

祈り:主よ!私もパウロのように、兄弟たちを悔い改めに至るまで、積極的に助け、彼らが悔い改めた時、熱く愛するように助けてください。

一言:牧者の喜び


<<(1)    前のページ(6)    7    次のページ(8)    (13)>>

聖書別日ごとの糧