1．献金は準備してささげるべきもの(1-5)
　パウロは、コリントの兄弟たちが昨年から救済献金することにした、ことをマケドニヤの兄弟たちに誇って言いました。マケドニヤの兄弟たちは、彼らの熱心に感動して、多くの献金をささげるようになりました。ところが、実際にはコリントの兄弟たちは口先だけで、一年が過ぎても何の進展もありませんでした。それでパウロがテトスと二人の兄弟を送って、献金の準備をさせました(3)。そうすれば、パウロがマケドニヤの人々と一緒に行った時、彼らが恥をかくことがないからです(4)。献金は、真心で準備して、ささげなければなりません。準備していなければ、惜しみながらすることになります。神様は、物よりも、準備する心と精神を愛してくださいます。
2．神様は私たちを豊かに満たしてくださいます(6-15)
　私たちは、惜しむ心で、献金してしまいがちです。しかし神様は、喜んでささげる者に、恵みを施してくださり、その人を豊かにしてくださいます。その人を豊かにすることで、その人が常にすべてのことに満ち足りて、すべての良いわざにあふれる者となるためです。また、喜んでささげる者に、義の実が増し加えられます(10)。また、それによって、貧しい者を豊かにし、神様の栄光が現れます。そして献金をする者と、受ける者が、互いに慕い求め、深い愛の交わりが成し遂げられるようになります。

祈り：主よ！私が何の準備もなしに、惜しみながら献金をしていたことを、悔い改めます。主が豊かに満たしてくださることを信じ、喜んでささげます。

一言：豊かに満たしてくださる神様