聖書別日ごとの糧   >>   ガラテヤ[2016]

2016年 06月 28日 (火)

ガラテヤ5:1-15
愛をもって互いに仕えなさい

Ⅰ.愛によって働く信仰(1-6)
 キリストが私たちの罪のために十字架につけられ死なれることで、私たちは自由を得ました。それで私たちは、キリストの恵みの中にしっかりと立って、二度と再び奴隷のくびきを負わせられないようにしなければなりません(1)。
 割礼は、律法を守ることで義と認められようとする、人間の努力です。もし私たちが、義と認められるために何らかの努力をするなら、キリストの救いの恵みを虚しいものにし、キリストから離れるようになります(4)。私たちは御霊によって行ない、信仰によって、義をいただく熱心を抱いています(5)。割礼か無割礼かは、救いのためには何の効力もありません。ただ愛によって働く信仰だけが、私たちを罪と死の勢力から、救うことができます。本当の信仰は、愛が伴います。
Ⅱ.愛をもって互いに仕えなさい(7-15)
 ガラテヤの聖徒たちは、真理に従う生活をしていましたが、にせ教師たちの教えによって、揺れ動きました。パウロは、彼らをかき乱す者は誰でもさばきを受ける、と警告しています(7-12)。
 私たちは自由のために召されましたが、この自由を肉の働く機会としてはいけません。愛にもって互いに仕えなければなりません。愛は多くのあやまちを覆います(Ⅰペテ4:8)。他人を愛する人は、律法を成就する人です(ロマ13:8)。

祈り:主よ!私が、主がくださる自由によって放縦な者になるのではなく、愛をもって羊たちに仕えるしもべになるように助けてください。

一言:愛によって働く信仰



2016年 06月 29日 (水)

ガラテヤ5:16-26
御霊によって歩みなさい

Ⅰ.肉の欲望を満足させる人々(16-21)
 肉の欲望を満足させて生きる人々は、いつも御霊に逆らいます。なぜなら肉の願うことと、御霊の願いは互いに対立しているからです(17)。肉の欲望を満足させる人は罪の実を結びます。肉の行ないは、不品行、汚れ、好色、偶像礼拝、魔術、敵意、争い、そねみ、憤り、党派心、分裂、分派、ねたみ、酩酊、遊興、そういった類のものです(19-21a)。このようなことをしている者たちは、決して神の国を相続することはありません(21b)。このようなことを行なう者には、神様の御怒りが下されます(コロ3:5,6)。
Ⅱ.御霊によって歩む人々(22-26)
 御霊によって歩むようになれば、肉の欲望に苦しめられず、また律法から自由になります(16,18)。それだけではありません。御霊によって歩むようになれば、内的、外的に美しい御霊の実を結ぶようになります。御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です(22,23)。このような内的な実を結ぶようになると、自然に外的な実も結ばれるようになります。
 御霊によって歩むためには、自分の肉を、さまざまの情欲や欲望とともに、十字架につけなければなりません(24)。

祈り:主よ!私が、キリスト・イエスの人として、自分の肉を、さまざまの情欲や欲望と共に十字架につけ、御霊によって歩み 、美しい御霊の実が結べるように、助けてください。

一言:人は必ず実を残す


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