2005年 06月 24日 (金)
この福音に仕える者とされました
Ⅰ.この恵みが与えられたのは(1-9)
パウロはキリストの奥義を知っていました。それは異邦人たちも福音によって救いを得て、神様の約束に預かるようになることでした(6)。このような奥義は今は聖霊によって使徒たちと預言者たちに啓示されていますが、前の時代には知らされていませんでした。ところが神様は今全ての人にこの奥義を実行するために、使徒パウロを福音に仕える者として選んでくださいました(8,9)。
パウロは罪の奴隷として生きるしかなかった自分を変えてくださり、その貴いことに仕える者とされたのは神様の恵みの賜物であると感激してやみませんでした(7)。私たちが福音を知り、それに用いられることほど大きな恵みはありません。監獄に入れられてもいいほど、貴いことなのです。
Ⅱ.今教会を通して(10-13)
パウロを始めとする使徒たちに福音を示された神様は、今この御業を、教会を通して成して行かれます。これは神様がすでに定めて置かれた御旨なのです。教会の使命はすべての人に福音の奥義を表すことです。
パウロは福音を証ししているうちに、囚人になりました。しかし自分の職分がいかに貴いのかを知っているために、監獄でも大胆でした。
祈り:主よ!私に福音の奥義を知らせてくださり、その働き人として立ててくださった恵みに感謝します。私がこの恵みを無駄にしないように助けてください。
一言:私の貴い職分
2005年 06月 25日 (土)
キリストの愛を知ることができますように
Ⅰ.キリストの愛を知ることができますように(17-19)
パウロは、まず信仰によってキリストが彼らの心のうちに住んでいてくださるように祈ります(17)。キリストが私たちの心のうちに住まわれる時、私たちはキリストの愛を知るようになります。クリスチャンはこの愛に根を下ろし、その人生がこの愛に基礎を置いている人々なのです。
それでクリスチャンはイエス様の愛の広さ、愛の長さ、愛の深さを理解し、その愛の満ち満ちたさまにまで、満たされるように力をいれなければなりません。今朝は聖書に現われるイエス様の愛の広さ、長さ、深さを黙想してみましょう。
Ⅱ.力をもって、内なる人を強くしてくださいますように(16,20,21)
パウロは、また私たちの内なる人、すなわち内面が強くなるように祈ります(16)。外側がどうであっても、内面が弱ければ、世の風潮に流されてしまいがちです。また御言葉を悟っても、聞き従いづらいのです。神様は私たちの願うところ、おもうところのすべてを越えて豊かに施すことができる力ある神様です。私たちがこの神様の力に覆われる時、私たちの内面は強くなるのです。
最後に、パウロは教会により、またキリスト・イエスにより、栄光が、世々にわたって、とこしえまであるように祈っています。彼の祈りは根本的に神様の栄光のためのものでした。
祈り:主よ!私が何よりも内なる人が強くなり、愛が豊かな人になることを願います。
一言:思うところのすべてを越えるキリストの愛
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