聖書別日ごとの糧   >>   エペソ[2005]

2005年 07月 02日 (土)

エペソ人への手紙6:1-9
上の人と下の人


Ⅰ.親と子ども (1-4)

 子どもは主にあって両親に従わなければなりません。しぶしぶ行なうより、両親を敬う心でしなければなりません。神様は、両親を敬う者を祝福する、と約束されました(出20:12)。

 親は子どもたちを怒らせてはいけません。親が一方的に無理な要求をしたり、偽善的なことをした時、子どもたちは両親に対して怒ります。親は子どもを無条件に叱ったり、感情に従って接するのではなく、主の御言葉で訓戒し、真理で養育しなければなりません。

Ⅱ.奴隷と主人(5-9)

 奴隷たちは誰かに仕えたり、何かをする時、うわべだけで行ないやすいのです。奴隷たちは、自分が奴隷である前に、まず主のしもべであることを認識しなければなりません。それでただ人に対して行なっているのだと思うのではなく、キリストに仕える心で、誠実に喜ぶ心で上の人に仕えなければなりません。このような人は彼の身分や位置がどうであれ、人々から主のしもべとしての栄光と尊敬を受けるようになるのです。

 高い地位にいる人々は、自分の権力を利用して、部下たちを傲慢に治めようとします。しかし高い地位にいる人々は天に神様がおられ、その神様の御前では奴隷も主人も平等であることを知らなければなりません。


祈り:主よ!私は人間関係において、あまりにも身勝手でした。私が上の人に対しても、下の人に対しても、主に接するように善意と誠実な心で接することができるように助けてください。

一言:主に従うように



2005年 07月 03日 (日)

エペソ人への手紙6:10-24
神のすべての武具を身に着けなさい


Ⅰ.神のすべての武具を身に着けなさい(13-20)

 私たちの敵であるサタンに立ち向かうためには、神様のすべての武具を身に着け、完全武装をしなければなりません。神様の武具とは、真理の帯、正義の胸当て、平和の福音の備え、信仰の大盾のことです。特に御霊の剣は神様の御言葉を指しますが、心に神様の御言葉がなければサタンの攻撃の前では丸裸同然です。

 この時間は、身に付けるべき神様の武具の中で、自分がまだ持っていないものが何であるかを点検してみましょう。

Ⅱ.どんなときにも御霊によって祈りなさい(18-20)

 以上の全ての武具を身に着けても、祈らなければ霊的な戦いで勝利することはできません。祈る時、サタンを退ける知恵と力と勇気を得ることができるのです。祈りのない信仰生活をしようとする人は、敵がどこに潜んでいるのかも知らず、作戦計画もなく、また食事もせずに戦場を駆け回る兵士のようです。ところが実際に祈ろうとすると、それほど容易なことではありません。使徒パウロは目を覚まして、忍耐の限りを尽くして、祈りなさいと言いました。また霊的な戦争の最前線にいる福音のしもべたちのためにも祈りなさいと言いました。


祈り:主よ!サタンの策略に比べ、あまりにもみすぼらしい自分の武具を発見しました。特に祈りが不足している私を助けてください。

一言:悪魔に立ち向かいなさい


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