聖書別日ごとの糧   >>   エペソ[2012]

2012年 01月 13日 (金)

エペソ6:1-9
上の人と下の人

Ⅰ.両親と子ども
 子どもたちは、主にあって両親に従わなければなりません。もちろん、強制的にではなく、両親を敬う気もちでなければなりません。神様は、両親を敬う者を祝福する、と約束されました(出20:12)。
 両親は子どもを怒らせてはなりません。両親が一方的に無理な要求をしたり、偽善的な時に、子どもたちは両親に対して怒ります。両親は無条件に子どもたちを叱ったり、感情のまま行なうのではなく、主の御言葉によって教え、真理によって養育しなければなりません。
Ⅱ.奴隷と主人(5-9)
 奴隷は誰かに仕えたり、何かをする時、うわべだけで行ないやすいです。奴隷たちは、自分が奴隷である前に、まず主のしもべであることを認識しなければなりません。それで人に対して行なうことより、キリストに仕える気もちで、善意を持って、喜びによって上の人に仕えなければなりません。このような人は、その身分と立場がどうであれ、人々から主のしもべとしての栄光と尊敬を受けるようになります。
 高い地位にいる人々は、自分の権威を利用して、部下たちを押さえつけて治めやすいです。しかし高い地位にいる人々は、天に神様がおられ、その神様の前では、奴隷も主人も平等であることを、知らなければなりません。

祈り:主よ!私が人間関係において、あまりにも無知でした。私が上の人に接する時も、下の人に接する時も、主に接するように善意を持って接するように、助けてください。

一言:主に接するように



2012年 01月 14日 (土)

エペソ6:10-24
神のすべての武具を身につけなさい

Ⅰ.神のすべての武具を身に着けなさい(13-17)
 私たちの敵であるサタンに立ち向かうためには、神のすべての武具を身に着け、完全武装しなければなりません。神様の武具は、真理の帯、正義の胸当て、平和の福音、信仰の大盾、救いのかぶと、御霊の剣です。特に、御霊の剣は神様の御言葉ですが、心に神様の御言葉がなければ、サタンの攻撃の前では手も足も出ません。
 今、身に着けるべき武具の中で、自分に何が欠けているのかを点検してみましょう。
Ⅱ.どんな時にも御霊によって祈りなさい(18-20)
 以上の全ての武具を身に着けても、祈らなければ霊的な戦いで勝利することができません。祈る時、サタンを退ける知恵と力と勇気を得ることができます。祈りのない信仰生活をしようとする人は、敵がどこに潜んでいるかも知らずに、作戦計画もなく、また、食事もしないまま、戦場を駆け巡る兵士のようです。しかし実際に祈ろうとすることは、そんなに容易なことではありません。使徒パウロは、「絶えず目をさましていて、祈りなさい」と言いました。また、霊的な戦争の一線にいる福音のしもべたちのためにも、祈りなさいと言いました。

祈り:主よ!サタンの策略に比べ、私の装備はあまりにも貧弱であることを発見しました。特に、祈りが足りない私を助けてください。

一言:サタンに立ち向かいなさい


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