聖書別日ごとの糧   >>   エペソ[2012]

2012年 01月 17日 (火)

エペソ1:19-30
パウロの切なる願いと望み

Ⅰ.私の身によって、キリストを(19-26)
 パウロの切なる願いと望みは、以前のように、生きるにしても、死ぬにしても、自分の身によって、キリストのすばらしさが現わされることを求めることだけでした(20,21)。自分の身によって、キリストのすばらしさが現れるなら、生きることも、死ぬことも益です。これが彼の生きる目的であり、最高の喜びだからです。
 パウロの今の願いは、一日も早く死んで、キリストと共にいることでした。しかし聖徒たちの有益のためには、生きることを願いました(24,25)。このようにパウロは、生死を超越して、キリストのすばらしさだけを現わそうとし、聖徒たちに有益を与えようとしました。
Ⅱ.福音にふさわしく(27-30)
 パウロは今、ピリピの聖徒たちに、福音にふさわしく生活をするように、教えました。第一に、霊を一つにしてしっかりと立つことです。神様の御業は、個人プレイではありません。心を一つにし、思いを一つにし、力を一つにする同労の働きです。第二に、キリストの苦難に参加する生活です。私たちが福音に従って生きようとするなら、必ず敵が現れます。しかし苦難と迫害を通して、私たちの信仰は強くなり、救いに至る信仰を所有するようになります(28)。神様が私たちに恵みをくださったのは、キリストを信じるだけではなく、キリストのための苦しみをも受けるようにされるためです。

祈り:主よ!私もパウロのように、生きるにしても、死ぬにしても、主のすばらしさだけを現わす人生を生きるように助けてください。

一言:生きるにしても、死ぬにしても


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