聖書別日ごとの糧   >>   ピリピ[2009]

2009年 06月 20日 (土)

ピリピ人への手紙4:1-7
主にあって喜びなさい

Ⅰ.主にあって一致してください(1-3)
 パウロはピリピの聖徒たちを自分の喜びで、冠だと言いました。パウロは彼らに、復活信仰の上に堅く立つようにとも言いました。そしてすぐにユウオデヤとスントテの問題を出して、主にあって一致することを求めました(2)。この二人の姉妹は主の御業において熱心でしたが、互いに譲歩せず、自己中心的で心を合わせませんでした。パウロは彼女たちの問題のために、多くの祈りをし、続けて一致した心で主に仕えるように言いました。
Ⅱ.主にあって喜びなさい(4-7)
 現実問題によって、喜びを失っている聖徒たちに、パウロは、「主にあって喜びなさい」と言います(4)。多くの問題を抱えている彼らがどのようにして、喜ぶことができるのでしょうか。
 第一に、全ての人に寛容を施さなければなりません(5)。望みを、再び来られるイエス様に置く時、寛容を施すことができるのです。
 第二に、あらゆるばあいに祈らなければなりません(6,7)。祈りで全ての思い煩いを主に委ねなければなりません。そうすれば神様がその心に平安をくださり、満ち溢れる喜びをくださるのです。
 「いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。」

祈り:主よ!現実問題によって喜びを失い、苦しみながら生きて来た罪を悔い改めます。私は信仰によって祈り、同労者と心を一致し、全ての人に寛容を施して喜ぶ者になります。

一言:もう一度言います。喜びなさい。



2009年 06月 21日 (日)

ピリピ人への手紙4:8-13
不可能がないパウロ

Ⅰ.すべての真実なこと(8,9)
 私たちは、神様がくださる平和を受けとるためには、私たちの考えを清めなければなりません。何事にも真実で、敬虔になるように力を入れなければなりません。正しいこと、清いこと、愛すべきこと、すべての評判の良いことを慕い求めなければなりません。良い人は心の倉から良い物を出します(ルカ6:45)。
 またパウロは自分から学び、受け、聞き、見たことを行なうように言います。行ないのない信仰は死んだ信仰です(ヤコ2:26)。神様の御国は言葉にあるのではなく、力にあるのです(Ⅰコリ4:20)。神様は、真理を実践する時、平安をくださいます。
Ⅱ.私を強くしてくださる方によって(10-13)
 パウロは、ピリピの聖徒たちからプレゼントを受け、大きく喜びました。プレゼント事態よりも、聖徒たちの愛を読むことができたからです。また彼はどんな状況にあっても、信仰によって勝利できる秘訣を得ていました。それで彼は宣教費を受けても感謝し、受けなくても感謝しました。彼は全ての事から自由となり、福音の御業に熱心に仕えることができました。彼がこのようにすることができたのはどうしてでしょうか。自分を強くしてくださる方によって、すべてのことを信仰によって行なったからです。信仰の人には、強くしてくださる方によって不可能なことがありません。

祈り:主よ!使徒パウロは監獄でも喜びました。その力がどこから出て来たものなのかを悟らせてくださり感謝します。私も強くしてくださる方によって、不可能なことがない人生を生きるように助けてください。

一言:私を強くしてくださる方によって


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