聖書別日ごとの糧   >>   ピリピ[2012]

2012年 01月 23日 (月)

ピリピ4:1-7
主にあって喜びなさい

Ⅰ.主にあって一致してください(1-3)
 パウロはピリピの聖徒たちを、自分の喜びであり、冠と言いました。パウロは、彼らが福音信仰の上に堅く立っていることを、教えました。そしてすぐに、ユウオデヤとスントケに問題を提示し、主にあって一致するように勧めました(2)。この二人の姉妹は、主の御業に熱心でしたが、互いに譲り合うことができず、自己中心的であって、心を一つにすることができませんでした。パウロは、彼女たちの問題のために、多くの祈りをし、繰り返し、一致して主に仕えるように、勧めています。
Ⅱ.主にあって喜びなさい(4-7)
 現実問題によって喜びを失っている聖徒たちに、パウロは、「主にあって喜びなさい。」と教えています(4)。多くの問題を抱えている彼らが、どのようにして喜ぶことができるのでしょうか。
 第一に、全ての人に、寛容な心を知らせなければなりません(5)。望みを、再び来られるイエス様に置く時、寛容な心を知らせることができます。
 第二に、あらゆる場合に、祈らなければなりません(6,7)。いのによって、全ての思い煩いを主にゆだねなければなりません。そうすれば、神様がその心に平安を下さり、満ち溢れる喜びをくださいます。
 「いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。」

祈り:主よ!現実問題によって喜びがなく、しかめっ面をしていた罪を悔い改めます。私が信仰によって祈り、同労者たちと一致し、全ての人に寛容な心を知らせ、喜ぶ人になるように、助けてください。

一言:もう一度言います。喜びなさい。



2012年 01月 24日 (火)

ピリピ4:8-13
不可能なことがないパウロ

Ⅰ.すべての真実なこと(8,9)
 私たちが、神様のくださる平安を受けるためには、私たちの考えをきよめなければなりません。すべての真実なこと、すべての清いことに心を留めなければなりません。正しいこと、清いこと、愛すべきこと、称賛に値することに心を留めなければなりません。良い人はその心の良い倉から良い物を出します(ルカ6:45)。また、パウロは自分から学び、受け、聞き、見たことを実行しなさいと教えました。行ないがない信仰は死んだ信仰です(ヤコ2:26)。神様の御国はことばにあるのではなく、力にあります(Ⅰコリ4:20)。神様は、真理を実践した時、平安をくださいます。
Ⅱ.私を強くしてくださる方によって(10-13)
 パウロは、ピリピの聖徒たちが送ったプレゼントを受け、非常に喜んでいます。プレゼント自体よりも、聖徒たちの愛を読み取ることができるからです。また、彼はどんな状況の中でも、信仰によって、勝利できる秘密を心得ています。それで彼は宣教費を受けても感謝、受けなくても感謝しています。彼は、全てが自由の中で、福音伝道に力を入れました。彼がどのようにして、そのようにすることができたのでしょうか。私を強くしてくださる方によって、あらゆることを信仰によって行なったからです。信仰の人は、強くしてくださる方によって、不可能なことがありません。

祈り:主よ!使徒パウロが監獄でも喜んでいるその力がどこから来るものか、を悟らせてくださり感謝します。私も、強くしてくださる方によって、不可能なことがない生活ができるように、助けてください。

一言:私を強くしてくださる方によって


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