聖書別日ごとの糧   >>   ピリピ[2016]

2016年 10月 27日 (木)

ピリピ人への手紙3:1-11
キリストを得るために

クリスチャンがイエスキリストを信じる信仰によって義とされたとしても、イエスキリストをすべて知ったとは言えません。パウロは義とされた後、イエスキリストをもっと知ろうとしました。彼はキリストの復活の力を知り、またキリストの苦しみにあずかり、キリストの死と同じ状態になることを願いました。そのとき、彼は、死者の中からの復活に達することを確信しました(11)。私たちがイエスキリストをもっと深く知ることを願うなら、イエスキリストの苦しみと十字架の死を受け入れる生活をしなければなりません。そこで、私たちが復活の力を体験することができるし、復活の望みと最後の勝利を確信して生きることができます。

適用:何を得ようとしていますか?

一言:イエスキリスト



2016年 10月 28日 (金)

ピリピ人への手紙3:12-16
目標を目ざして

競争する者に重要なことは、目標が明確でなければならないということです。使徒パウロの目標は、この地上のものではありません。彼の信仰の目標はイエスキリストと一緒になることでした。彼はキリストの苦しみにあずかり、キリストの復活の力を知ろうとしました。また、彼はキリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠を仰ぎ見ました。パウロは目標に向かってひたむきに進むために、うしろのものをすべて忘れました。彼は成功した事であれ、失敗した事であれ、過去のすべてのことを忘れました。私たちも、神様がくださる栄冠を仰ぎ見て、ひたむきに前のものに向かって進み、うしろのものをすべて忘れなければなりません。何故なら、過去に成功した事を忘れないと高慢になりやすく、失敗したことを忘れないと、力を落とすからです。

適用:目標を目ざして一心に走っていますか?

一言:うしろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向かって進もう



2016年 10月 29日 (土)

ピリピ人への手紙3:17-21
主イエス・キリストを待ち望んでいます

クリスチャンは、霊的な国籍をはっきりと認識しなければなりません。すなわち、クリスチャンはこの地上に住んでいますが、私たちの国籍は天にあることを認識しなければなりません。天に国籍のある者はこの地上に望みを置かず、再び救い主としておいでになるイエスキリストに望みを置いて生きていきます。再臨されるイエスキリストは、私たちの卑しいからだを、ご自身の栄光のからだと同じ姿に変えてくださいます。万物をご自身に従わせることのできる御力によって私たちを変えてくださいます。したがって、クリスチャンは、将来、再臨されて、私たちをご自身の栄光のからだと同じ姿に変えてくださるイエスキリストを待ち望んで生きなければなりません。

適用:誰を待ち望んでいますか?

一言:再臨されるイエスキリスト


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