Ⅰ．彼にあって歩みなさい(6-15)
　イエス様を主として受け入れた者は、彼にあって歩まなければなりません(6)。特にその中に根を下ろさなければなりません。クリスチャンの根は、イエス・キリストです。なぜイエス様は根になるのでしょうか。その中に神様の満ち満ちたご性質が形をとって宿っているからです(9)。私たちは罪によって死んだ者でしたが、イエス様を信じることによって新しいいのちを受けるようになりました。キリストの中には、私たちを成長させる霊的ないのちが豊かにあるのです。
　イエス様の中に根ざすというのは、世の哲学と虚しいだましごとに左右されずに、信仰に固く立つことです。どんな試練と失敗の中でも、感謝にあふれる生活をすることです(7)。
Ⅱ．どうしてこの世の幼稚な教えに従っているのか(16-23)
　にせ教師たちは、イエス様を信じることの他に、ユダヤ教の伝統的な律法を守り、御使いを礼拝しなければならないと教えました(16,18)。しかし、このようなことは、かしらであるイエス様に結びつかず、霊的ないのちを得ることができません。人の教えに従って、「すがるな。味わうな。さわるな。」という闘争をすることは知恵があるように思えますが、罪の欲望を退けるには、何の役にも立ちません(23)。この世の幼稚な教えは人生の根本問題を解決してはくれません。

適用：「あなたは、足りない者だ」と言ってくる声がありますか。

一言：私は、キリストにあって、満ち満ちている