聖書別日ごとの糧   >>   テサロニケ人Ⅰ[2009]

2009年 06月 30日 (火)

テサロニケ人への手紙第一1:1-10
パウロの感謝の祈り

Ⅰ.信仰の働き、愛の労苦、望みの忍耐(1-5)
 テサロニケの聖徒たちは、従来肉の欲のまま生き、虚しい偶像崇拝をしていた人々でした(9)。しかし彼らが福音を受け入れた後には、全く新しい人になりました。彼らは信仰によって福音の御業に仕え、愛で羊たちのために全ての労苦を担い、険しい世の中に生きながら、私たちの主イエス・キリストに対する再臨の望みによって忍耐しました。
 彼らがこのようにできたのは、福音がことばだけによったのではなく、力と聖霊と強い確信で伝えられたからです。福音は、それ自体が根本的に人を変える力があります。福音は、信じるすべての人にとって、救いを得させる神様の力です(ロマ1:16)。
Ⅱ.すべての信者の模範になりました(6-10)
 テサロニケの聖徒たちは多くの迫害と苦難の中で、聖霊による喜びをもって御言葉を受け入れました。それだけではなく、使徒パウロを迫害する偽預言者たちに惑わされず、自分たちに福音を宣べ伝えた牧者パウロを尊敬し、主にならう生活をしました。彼らの信仰の評判は、各地に広がり、すべての信者の良い模範になりました。
 私たちが信仰によって生きる時、自然と良い影響を及ぼすようになるのです。

祈り:主よ!私たちのうちにおける兄弟姉妹の信仰の働き、愛の労苦、キリストへの望みの忍耐を感謝します。

一言:人を変える福音の力


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