聖書別日ごとの糧   >>   テサロニケ人Ⅰ[2009]

2009年 07月 03日 (金)

テサロニケ人への手紙第一3:1-13
羊たちが強く立っている時に喜ぶパウロ

Ⅰ.テモテを遣わしたパウロ(1-5)
 使徒パウロは、彼らに真実に信仰生活をするなら、必ず苦難があることを教えましたが、その通りになりました。私たちが信仰によって生きる時、迫害を受けることは当然のことです(Ⅱテモ3:12)。パウロは、彼らが迫害によって倒れてしまわないか、心配していました。そこで我慢できずに、テモテを遣わしました。それは彼らの信仰を固くし、苦難の中にあっても動揺する者が一人もないようにするためであり、また誘惑者を止めて、自分たちの労苦が無駄にならないようにするためでした。パウロは不可能な状況の中でも、羊たちのために最善を尽くしました。
Ⅱ.羊たちが固く立っている時に喜ぶパウロ
 パウロはテモテから喜びの知らせを聞き、彼らの信仰によって大きな慰めを受けました。「あなたがたが主にあって堅く立っていてくれるなら、私たちは今、生きがいがあります。」(8)。そしてパウロは信仰によって生きる彼らによって喜び、その喜びの全てを主に感謝しました。更に進んで、彼らの信仰の不足を補うために、昼も夜も熱心に祈りました。
 パウロは羊たちによって心配し、喜ぶ良い牧者でした。あなたは何によって心配し、喜んでいますか。

祈り:主よ!私が自分自信の些細なことにではなく、羊たちのために心配し喜ぶ牧者となるように、助けてください。

一言:あなたがたが主にあって堅く立っていてくれるなら、私たちは今、生きがいがあります


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