聖書別日ごとの糧   >>   テサロニケ人Ⅰ[2013]

2013年 09月 15日 (日)

1テサロニケ3:1-13
あなたがたの信仰によって

1.あなたがたのことでは、慰めを受けました(1-10)
 パウロはテサロニケ教会に行こうとしましたが、行けなくなると、テモテを遣わしました。それは、彼らを強くし、彼らの心を激励し、多くの苦難の中でも、彼らの信仰がゆれ動かされることのないようにするためでした。なぜなら、信仰によって生きる人々は、必ずこのような苦難を受けるようになるからです。これは、パウロが彼らと共にいた時、前もって話しておいたことです。パウロは、彼らが苦しみの中でも、揺れ動かされず、信仰の根が強くなることを願っていました。このような彼に、テモテが戻って来て、彼らの信仰と愛の喜びの知らせを、伝えました。また、パウロが彼らを慕い求めているように、彼らもまた、パウロを慕い求めていると、知らせました。兄弟たちのために、あらゆる苦しみと患難を受けていたパウロは、兄弟たちの信仰によって、大きな慰めを受けました(7)。兄弟たちが、主によって堅く立っているのは、牧者にとって、この上ない大きな喜びです。パウロは、自分の苦しみよりも、兄弟たちの苦しみの事を心配し、彼らが信仰によって立っていることだけで、喜びました。
2.あなたがたの心を強め(11-13)
 パウロは、自分が彼らを愛しているように、彼らも互いに愛し合い、また、他の人に対しても、愛が満ち溢れるように、祈りました。それだけではなく、彼らの心を強め、イエス様が全ての聖徒たちと再び来られる時に、聖く、責められるところのない者にしてくださるように、祈りました。パウロは、いつも、兄弟たちの成長と成熟のために、祈っていました。

祈り:主よ!私が自分のことで心配したり、喜んだりせずに、兄弟たちのことによって、心配し、喜ぶ者になるように、助けてください。

一言:何によって、心配し、喜ぶのか


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