聖書別日ごとの糧   >>   テサロニケ人Ⅰ[2022]

2022年 02月 16日 (水)

テサロニケ人への手紙第一1:1-10(7)
すべての信者の模範になった

 テサロニケ人への手紙は、使徒パウロがテサロニケの教会へ宛てた手紙です。パウロと彼の同労者たちは、彼らのことを覚えて祈る時、いつも神様に感謝していました(2)。彼らの大きな教会と聖徒数を感謝したのではありません。テサロニケ教会で起こっている信仰の御業を感謝しています(3)。彼らの信仰は、行いのない名ばかり信仰や死んだ信仰ではありませんでした。彼らの信仰は、偶像から神に立ち返る具体的な行いが伴っていました(9)。テサロニケ教会の人たちは、言葉だけで主を愛したのではありませんでした。彼らは主と福音のために、どんなことでもする覚悟ができていました。主と福音のための労苦を厭いませんでした。彼らはイエス・キリストに対する望みをしっかり持って忍耐しました。彼らはイエス・キリストが栄光を帯びて天から来られるのを待ち望んで、多くの苦難に耐えました(10)。

 使徒パウロは、テサロニケ教会の聖徒たちに言葉だけでなく、力と聖霊と強い確信を持って福音を届けました。彼は聖霊様に頼って福音を伝えました。そうすると、テサロニケ教会の人たちの心に変化が現れました。彼らは聖霊による喜びをもって御言葉を受け入れました。御言葉が働いて、彼らは悔い改め、偶像を捨て、神様に立ち返る御業が起こりました。福音を受け入れて主に倣う者になった彼らは、マケドニアとアカイアにいるすべての信者の模範になっただけでなく、あらゆる場所に彼らの信仰が響き渡りました。今も、力と聖霊と強い確信を持って福音を人々に届けると、神様に愛され選ばれている人たちの中に悔い改めの御業、模範的な変化の御業が起こります。



適用:何に頼って福音を伝えていますか

一言:力と聖霊と強い確信を持って


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