聖書別日ごとの糧   >>   テサロニケ人Ⅱ[2009]

2009年 07月 09日 (木)

テサロニケ人への手紙第二3:1-5

Ⅰ.私たちのために祈ってください(1,2)
 パウロはこれまで患難と試みの中にいるテサロニケの羊たちのために慰め教えてきました。しかし今パウロは羊たちに祈りを頼みます。その内容は御言葉の御業が早く広まり、あがめられることと、ひねくれた悪人どもの手から私たちを救い出してくださるように、でした。
 パウロがこのように羊たちに祈りを頼むことができたのは、祈りの力を信じたからです。
Ⅱ.主があなたがたを守ってくださいます(3-5)
 パウロは、テサロニケの聖徒たちが患難と迫害の中にいることを知っていました。しかし彼らに同情したりやわらかい言葉をかけたりしませんでした。主が真実な方なので、彼らを強くして、悪い者から守ってくださることを信じました。
 またパウロは彼らを信頼していたので、彼らが御言葉を堅く守ることを確信しました。そして主が彼らの心を導いて、神様の愛とキリストの忍耐を持たせて下さることを切に願いました。

祈り:主よ!私が神様を信じることで羊たちを信じて祈りを頼む謙遜なしもべになるように助けてください。

一言:謙遜な者だけが祈りを頼むことができる



2009年 07月 10日 (金)

テサロニケ人への手紙第二3:6-18
労苦しながら働き続けなさい

Ⅰ.働きたくない者は食べるな(6-12)
 パウロは、自分勝手に考え締まりのない歩み方をしている兄弟たちから離れているように、言いました(6)。その理由は、彼らが働かず、他人から食物をもらう生活をし、また歩き回っては問題だけを引き起こしているからです。パウロは、だれであっても働きたくない者は食べるな、と命じました。人が他人に頼って、締まりのない生活をする時、悪の温床となり、大きな害を及ぼすようになるからです。
 パウロは主のしもべであり、聖書の先生として羊たちから生活費をもらう権利がありました。しかし羊たちに締まりある生活の模範になるために、昼も夜も労苦しながら働き続けました。
Ⅱ.たゆむことなく善を行ないなさい(13-18)
 パウロは、たゆむことなく善を行ないなさいと言います。そして牧者の言葉を聞かず、続けてただ食いをする者がいれば、公開的に名前を上げ、交際しないようにして、恥をかかすようにいいました。しかし彼らを敵と見なさず、兄弟として戒めるように言います。私たちが兄弟に恥をかかすのは、その人を葬るためではなく、悔い改めて新しい生活をするように、助けるためなのです。

祈り:主よ!私がどんなことがあっても、熱心に働き締まりのある生活をするように助けてください。誰も依存的な生活をしないように導いてください。

一言:働きたくない者は食べるな


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