男性たちは、怒ったり争ったりすることなく、きよい手を上げて祈らなければなりません。男性たちが祈る時、驚くべきことが起こります。怒りと争いは男性たちの短所ですが、女性たちの短所は見栄と虚栄心です。それを克服するために、女性たちはつつましい身なりで、控えめに慎み深く身を飾らなければなりません。つつましさは礼儀をわきまえることができる自己節制であり、慎みは堅い心を指します。美を装うことは女性たちが持つ特権です。ところが、世の女性たちは金や真珠や高価な衣服によって飾ることに、余念がありません。しかし女性たちの本当の美しさは外見にあるのではなく、その内面にあります。内面の純潔と慎ましさにあります。このように内面の美しい女性は良い行ないをし、キリストの美しい香りをはなちます。このような女性が本当の信仰ある女性です。
　パウロは、「女性は、静かにして、よく従う心をもって教えを受けなさい」と言っています。「女性が教えたり男性を支配したりすることを許さない」と言っています。これは、女性が無条件に男性に服従しなさい、ということではありません。また、「聖書の先生になってはならない」という意味ではありません。自分が何か知っているかのように、他の人に教えたり、男性を左右してはいけない、という意味です。神様は、男女を競争相手ではなく、同労する存在としてお造りになりました。それで、成熟した女性は男性を支配せずに、よく従う心を持って、静かに学びます。それを通して、女性の内面にある美しさが現れます。これが、神様のお立てになった創造の秩序です。

祈り：主よ！信仰の女性が内面を装う中で、キリストの香りをはなつように、助けてください。

一言：内面が美しい女性