聖書別日ごとの糧   >>   テモテⅠ[2020]

2020年 10月 22日 (木)

テモテヘの手紙第一4:6-16(7)
 敬虔のために自分自身を鍛錬しなさい

 使徒パウロは、テモテがキリスト・イエスの立派な奉仕者になるように勧めています。そのためには、パウロが教えた真理を兄弟たちに教えることが大切であると言っています。そして、俗悪で愚にもつかない作り話を避けて、敬虔のために、自分自身を鍛錬すべきだと語っています。敬虔に至るというのは、この世で聖なる生き方をし、イエス様を倣い、似姿とされていくことです。敬虔に至るためには、自らを訓練しなければなりません。これは、自分が足りないことを認め、イエス様の御言葉を教わり、従順になることです。当時、エペソ教会に入って来た偽教師たちは、表では敬虔なふりをしましたが、敬虔の実がなく、又、偽りの系図を利用して、自分を高くしようとする者たちでした。テモテは、このようなことに警戒するよう言いました。敬虔に至る過程は、絶えず自分自身を訓練し続けなければなりません。これは、神様に望みを置いている時にのみ可能です。この世で人々からの承認と賞賛を得ようとすれば、敬虔に至るまで、自身を訓練できないでしょう。神様からの承認と賞賛を望む時にのみ可能なのです。このように、敬虔に至るように自分を訓練する人は、この世だけではなく、来たるべき、永遠なる世で、神様の約束を受けることができます。敬虔に至るまで訓練を受ける人は、年が若くても、霊的な権威が認められます。イエス様の似姿とされていくので、霊的に成熟します。又、このような人は、他の人の魂を救う御業に貴く用いられます。


適用:どうすればイエス様の立派な奉仕者になれますか

一言:敬虔に至るまで自分自身を鍛錬しなさい


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