聖書別日ごとの糧   >>   テモテⅡ[2009]

2009年 07月 22日 (水)

テモテへの手紙第二2:1-13
キリスト・イエスのりっぱな兵士

Ⅰ.強くなりなさい(1)
 福音の敵と戦うためには強くなくてはなりません。どんな迫害や試練の中でも福音を守り、宣べ伝えるためには、強い人にならなければなりません。どのようにして強くなることができるのでしょうか。キリスト・イエスにある恵みによって、強くなることができるのです。キリストの贖いの血、召されの恵みを堅くつかむ時、罪に打ち勝ち、自分に打ち勝ち、世に打ち勝つ力が生じます。
Ⅱ.忠実でありなさい(2)
 キリストの兵士がすることは御言葉を教え、罪の勢力を退けることです。りっぱな兵士に能力も必要ですが、まず必要な姿勢は忠実であることです。忠実な者は任されたことを必ずやりのける責任感が強いために、信頼できるのです。
Ⅲ.苦しみを受けなさい(3-13)
 りっぱな兵士と悪い兵士の違いは苦難と訓練の程度によるものです。訓練された兵士はりっぱな兵士であり、訓練がない兵士は烏合の衆です。それでりっぱな兵士になるためには、訓練を多く受けなければなりません。またりっぱな兵士は自分の生活に縛られずに、徴募した者を喜ばせます。イエス様を喜ばせようとする人生の目的と霊的な望みがはっきりとしていれば、自発的な姿勢で訓練を受けるようになります。私たちがこのように積極的に訓練を受ける生活ができるのは、苦難の後に受ける救いと栄光に対する望みがあるからです(10-12)。

祈り:主よ!私が主の兵士であることを受け入れます。自発的に苦難を受けることでりっぱな兵士にしてください。

一言:りっぱな兵士になろう!



2009年 07月 23日 (木)

テモテへの手紙第二2:14-26
神様に認められる働き人になるためには

Ⅰ.真理のみことばをまっすぐに説き明かし(14-20)
 ことばの争いは何の益にもならないだけではなく、聞いている人々を滅ぼします。神様はむなしいことばの争いをする人を用いられません。キリストの働き人は何よりも真理のみことばをまっすぐに説き明かさなければなりません(15)。「まっすぐに説き明かす」とは、神様の御言葉を正しく解釈し、正確に教えることを言うのです。この時代は、何より御言葉をまっすぐに説き明かし、教えることができる御言葉のしもべが切実に必要です。
 御言葉をまっすぐに説き明かす御言葉のしもべになるためには、御言葉に対して恐れ敬う心を持たなければなりません。御言葉を愛し、御言葉の研究に時間を投資しなければなりません。
Ⅱ.若い時の情欲を避けなさい(21-24)
 神様に尊く用いられる器になるためには、自分を聖めなければなりません。特に若い時の情欲を避けなければなりません(22)。いくら人に可能性が多くあっても、情欲に屈すれば、能力を発揮することができません。若い時は、情欲と血を流すまで戦いに、これに勝利しなければなりません。私たちがどのようにしてこのようにすることができるのでしょうか。パウロは、若いしもべテモテに、きよい心で主を呼び求める人たちとともに、義と信仰と愛と平和を追い求めなさい、と教えました(22)。

祈り:主よ!神様に認められる働き人に成長したいです。私が御言葉の研究を愛し、きよい心を持つように助けてください。

一言:御言葉をまっすぐに説き明かす働き人になろう


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