聖書別日ごとの糧   >>   テモテⅡ[2009]

2009年 07月 24日 (金)

テモテへの手紙第二3:1-17
困難な時代に対する聖書の重要性

Ⅰ.終わりの日に困難を受ける時(1-13)
 1-5節をご覧下さい。ここには悪く腐敗した人間の姿が描かれています。終わりの日になれば、人々は自分を愛する利己主義者になります。お金を愛し、快楽を愛することを、神様を愛することよりもっとします。このように心が腐敗したために、いつも学んではいるが、いつになっても真理を知ることのできない者たちになってしまいました(7)。このような中で敬虔に生きようとする者はいつも迫害を受けるようになります(12)。この現象はテモテの時代だけではなく、人が生活している所であれば、どの時代も同じことです。この終わりの日に困難を受ける人々が、どのようすれば救いを受けることができるのでしょうか。
Ⅱ.救いを受けさせる知恵がある聖書(14-17)
 いくら悪い時代であっても、聖書を知っている者は救いの望みがあります。なぜなら聖書は人に救いを受けさせる知恵があるからです(15)。誰でも聖書を読み、イエス・キリストを信じれば、救いを受け、金銭と快楽の奴隷状態から抜け出すことができるのです。それだけではなく、聖書は神様の霊感によって書かれた本なので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。聖書を学べば、いくら不完全な人であっても、完全な人、正常な人に変わります。聖書を学ぶことは、終わりの日の唯一の望みなのです。

祈り:主よ!困難な時代に聖書の中にだけ望みがあることを知っています。私が御言葉をもっと愛し、御言葉によって完全にしてください。

一言:聖書の中には望みがある


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