聖書別日ごとの糧   >>   テモテⅡ[2020]

2020年 03月 21日 (土)

テモテへの手紙第二2:1-13(3)
私と苦しみをともにしてください

 テモテは、教会リーダーとしてしなければならないことが沢山ありました。その中でも、忠実な人達に御言葉を教える使命がありました。忠実な人達は、受けた御言葉をほかの人達に教えます。これにより福音が受け継がれ広がります。これは、御言葉を教えて弟子養成するという主の命令に基づいています(マタイ28:19,20)。私たちは、やるべきことが沢山ありますが、忠実な人達に御言葉を教え、弟子養成する使命に集中できるように祈ります。
 使徒パウロは、兵士と競技者と農夫のたとえを通して、福音の働き人であるテモテが、苦難を積極的に担えるように励まします。霊的リーダーは、みな、キリスト・イエスのりっぱな兵士として、ともに、苦しみを受けます。兵士が自分勝手にやりたい放題に行動をしないのと同様、キリスト・イエスの兵士はイエス・キリストを喜ばせるために自分を制し献身します。また、運動選手が規定に従って競技に臨まなければ失格となるように、福音の働き人も、福音の知識を正しく持ち、みことばという基準に則って、苦難を担います。また、苦労した農夫が収穫を得るように、福音の働き人も、日々、コツコツと地味で目立たない仕事を担いつつ、様々な自然災害を前にしても、失望せずに主に委ね自分に出来ることに集中し、実を得るのを待ちます。

適用:キリスト・イエスの立派な兵士ですか

一言:苦難をともにしてください



2020年 03月 22日 (日)

テモテへの手紙第二2:14-26(15)
恥じることのない働き人

 神様が貴く用いてくださる器になるためには、自分の内面をきよめなければなりません。人にいくら能力(タラント)が多くても、内面が聖くなければ、神様はその人を用いることはできません。ですから、不敬虔な世の中で生きる時、信者は世に調子を合わせないように警戒しなければなりません。特に若い時の能力と、無限な可能性を蝕む情欲を避けるべきです。世の間違った異性観、結婚観に惑わされないようにすべきです。インターネットの淫乱なサイトや、テレビの淫乱なチャンネルを避けるべきです。その代わりに、義と信仰と愛と平和を積極的に追い求める習慣を身に着けるべきです。私たちは、人間関係において、きよい心を持って主を信頼する人々と共にすることに励むべきです。

適用:恥じることのない働き人として認められるには

一言:御言葉を説き明かしなさい


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