聖書別日ごとの糧   >>   テモテⅡ[2021]

2021年 07月 30日 (金)

テモテへの手紙第二3:1-17(15)
聖書は知恵を与えて救いを受けさせることができます

霊的リーダーは、時代の流れを見分ける力が求められます。終わりの日について知り、どのように対処していくべきかという方向をつかんでいなければならないのです。終わりのときに人々は、自分だけを愛する利己主義者になります。神様よりも金銭を愛し、快楽を愛する者になります。人の心は腐敗してゆき、家庭や社会に蔓延してゆきます。最も深刻な問題は、クリスチャンであっても敬虔さを失ってしまうことです(5)。クリスチャンが敬虔さを失うと、霊的に幼い人々は様々な欲望に引き回されて罪に罪を重ねてしまいます(6)。彼らは御言葉を学びますが、いつになっても真理を知ることができません。敬虔に生きることが大事です。キリスト・イエスにあって敬虔に生きようと願う者はみな、迫害を受けますが、慌てたり、恐れたりしないで終わりの日が近づいていることを知り、するべきことを見つける必要があります。

世の終わりのとき、クリスチャンが専念することは何でしょうか。自分が学んで確信した福音にとどまることを、使徒パウロはテモテに勧めました (14)。世の中がますます悪に落ちたとして、聖書の御言葉が自分に与えられたものであることを確信し、み言葉の働き人はそこに根を下ろすことが大切です。なぜなら聖書は、私たちに信仰による救いを受けさせることができるからです。だれでも聖書を読み、キリスト・イエスを信じるなら救いを得、罪とサタンの拘束から解放されます。これは世にあるどんな知恵によってでも成し得ないことです。また、聖書はすべて神様の霊感によるものもので、教えと戒めと矯正と義の訓練のために有益です。



適用:なぜ聖書を知る必要がありますか

一言:聖書、救いに至る知恵


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