聖書別日ごとの糧   >>   テトス[2013]

2013年 12月 30日 (月)

テトス1:1-16
霊的な指導者の資格

1.良い影響を及ぼす人(5-8)
 霊的な指導者は、ひとりの妻の夫であり、その子どもは不品行を責められたり、反抗的であったりしない信者であることが条件です(6)。また、わがままでなく、短気でなく、酒飲みでなく、けんか好きでなく、不正な利を求めない人でなければなりません(7)。一言で、良い影響を及ぼす人でなければなりません。
 霊的な指導者は、旅人をよくもてなし、善を愛さなければなりません(8)。また、慎み深く、正しく、敬虔で、自制心がなくてはなりません。霊的な望みがない人は、霊的な指導者になる資格がありません。
2.御言葉に従う者(9-16)
 霊的な指導者は、兄弟たちに御言葉を教える聖書の先生です。御言葉を教える人が御言葉に従う生活をしなければ、他の人を教え、反対する人たちを正したりすることができません(9)。
 しかし、当時クレテ教会には、にせ教師たちが多くいました。特に、割礼主義者たちの中には、御言葉に従わない人たちが多くいました。また、クレテ人たちはうそつきであり、なまけ者が多くいました(12)。パウロは、このような人々を厳しく戒め、信仰を健全なものにしなさいと言いました(13)。ユダヤ人の空想話や、真理から離れた人々の戒めには、心を寄せないようにしなければなりません。彼らは心と良心が汚れたものです。

祈り:主よ!私に、善を慕い求める望みを満たしてください。真理の御言葉に聞き従うように、助けてください。

一言:責められるところのない神様のしもべ(7)


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