聖書別日ごとの糧   >>   ヘブル[2003]

2003年 01月 16日 (木)

ヘブル人ヘノ手紙4:1-13
神の安息にはいるために

Ⅰ.本当の安息に入ることに力をいれなさい(1-11)
 私たち信じる者には神様の国の永遠な安息に入る約束が残っています。しかし信じない者は安息に入ることができず、罪の中でさまよい死ぬようになるのです。以前イスラエルの民がカナンの地に入って行く前に神様を信じなかったことで安息の地カナンに入って行くことができずに、さすらう生活をした後死にました。
 しかしカナンの地は永遠の安息の地ではありません。新しいカナンすなわち神様がイエス様の十字架と復活によって建設された神様の御国が永遠の安息の地なのです。ここにはイエス様を信じる者だけが入り、永遠に安息を得ることができるのです。うわべだけを見ると、いくら余裕があるからと言っても、信仰がなければ本当の安息を得ることができないのです。
Ⅱ.神様のことばは生きていて(12,13)
 12節をご覧下さい。「神のことばは生きていて、力があり、両刃の剣よりも鋭く、たましいと霊、関節と骨髄の分かれ目さえも刺し通し、心のいろいろな考えやはかりごとを判別することができます。」神様の御言葉は生きていて、救いを得させる力があります。神様の御言葉の前にすべてのものが現れます。神様の御言葉だけがすべての罪の勢力を滅ぼし、勝利の人生を生きるようにするのです。

祈り:主よ!キリストの安息に入って行くように助けてください。私の中に神様の御言葉が生きて働くように祈ります。

一言:本当の安息をお与えになるイエス様



2003年 01月 17日 (金)

ヘブル人ヘノ手紙4:15-5:10
大祭司であるイエス・キリスト

Ⅰ.私たちの弱さに同情されるイエス様(4:14-16)
 イエス様はその本体が神様ですが、私たちの罪を贖われるために、弱い肉体を身につけられました。ついに十字架で血を流されることで私たちの罪ととがを担われました。イエス様は人間の弱さを体験されたので、私たちを理解し、憐れんでくださいます。また、私たちと同じように試みに会われましたが、何の罪もありません。
 それで私たちはこのイエス様に頼り、憐れみを受け、時に従って神様の恵みの御座に大胆に近づくことができるのです。
Ⅱ.苦しみによって従順を学ばれたイエス様(5:1-10)
 大祭司は神様に属したことを行い、人のためにささげものと、罪の赦しのいけにえとをささげます。しかしこれは誰でもなれるわけではなく、アロンのように神様の召されを受けた者でなければなりません。
 このようにイエス様が大祭司になったのも、自らなられたのではなく、神様がお立てになったのです。イエス様は神様の御子であり、また永遠にメルキゼデクの位を受ける大祭司になられました。しかしイエス様がこの地におられた時、大きな叫び声と涙とを持って神様に祈られました。また、イエス様は神様の御子であっても苦難を受けられたことで、従順を学ばれました。イエス様は従順を通して完全な者とされ、自分に従う全ての者にとこしえの救いを与える者になられたのです。

祈り:主よ!この時間大祭司であるイエス様を受け入れます。私が苦難で従順を学ぶように祈ります。

一言:私の弱さを担ってくださった大祭司イエス様


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