聖書別日ごとの糧   >>   ヘブル[2003]

2003年 01月 19日 (日)

ヘブル人ヘノ手紙6:9-20
たましいの錨のような私たちの望み

Ⅰ.神様の確かな約束(9-17)
 著者はヘブルの聖徒たちが信仰の成長がないことをとがめた後、彼らを激励しています。それは彼らが救いに近づいたことを確信し、彼らが絶えず最後まで望みの豊かさに至ることを望んでいるからです。また、信仰と忍耐によって約束を相続する者たちを習うように話しています。
 神様はアブラハムに約束された時、ご自分よりさらに優れたものがないので、ご自分を指して誓い約束をくださいました。それでこの約束は変えることができなものです。アブラハムはこの約束の御言葉を固くつかんで長い間待ち続けて約束を得たのです。
Ⅱ.たましいの錨のような私たちの望み(18-20)
 神様が約束され、また約束を誓いで印を押されたこの二つの変えることができない事柄は、前に置かれている神様の国を得ようと世のものを捨てて行く私たちに大きな安らぎをくださいます。
 この望みは何でしょうか。19節をご覧ください。「この望みは、私たちのたましいのために、安全で確かな錨の役を果たし、またこの望みは幕の内側にはいるのです。」錨は船が流されないように、海の深いところに下ろされるものです。私たちのたましいの錨が神様の約束と誓いの上に下ろされたことで、どんなに世の波風が強く吹いて来ても、揺らぐことはありません。イエス様がまずこの望みを持たれ、神様の御国に入って行かれました。

祈り:主よ!神様の御国の望みをたましいの錨としてくださり感謝します。この望みをつかんで流されないように祈ります。

一言:神様の御国の望み、私たちのたましいの錨


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