聖書別日ごとの糧   >>   ヘブル[2010]

2010年 03月 02日 (火)

ヘブル4:1-13
キリストの安息に入りなさい

Ⅰ.本当の安息に入るよう務めなさい(1-11)
 私たちクリスチャンには神様の御国の永遠な安息に入って行ける約束が残っています。しかし信じない者たちは安息に入って行くことができず、罪の中でさまよって死にます。以前イスラエルの民がカナンの地に入って行く前に、神様を疑ったことで安息の地カナンの地に入って行くことができず、荒野でさまよって死にました。しかしカナンの地は永遠の安息の地ではありません。新しいカナン、すなわち神様がイエス様の十字架と復活で建てられた神様の御国が永遠の安息の場所です。ここにはイエス様を信じる者だけが入り、永遠の安息を得ることができます。うわべを見ていくら余裕があるからと言っても、信仰がなければ、本当の安息を得ることはできません。
Ⅱ.神様の御言葉は生きていて(11,12)
 12節をご覧ください。「神のことばは生きていて、力があり、両刃の剣よりも鋭く、たましいと霊、関節と骨髄の分かれ目さえも刺し通し、心のいろいろな考えやはかりごとを判別することができます。」神様の御言葉は生きていて、救いを与える力があります。神様の御言葉の前で、すべてのものがみな明らかになります。神様の御言葉だけが全ての罪の勢力を破り、勝利の人生を生きるようにしてくれます。

祈り:主よ!キリストの安息に入って行くように助けてください。私の中に神様の御言葉が生きて働くように祈ります。

一言:本当の安息を与えられるイエス様



2010年 03月 03日 (水)

ヘブル4:14-5:10
偉大な大祭司イエス様

Ⅰ.私たちの弱さを憐れまれるイエス様(4:14-16)
 イエス様はその本体が神様ですが、私たちの罪を贖うために弱い肉体を着ました。ついに十字架で血を流されることで、私たちの罪ととがを担いました。イエス様は人間の弱さを体験したので、私たちを理解し、憐れんでくださいます。また私たちと同じ試みを受けられましたが、何の罪もありません。それで私たちはこのイエス様を頼り、憐れみを受け、時に従って神様の恵みの御座の前に、大胆に出て行くことができます。
Ⅱ.苦難で従順を学ばれたイエス様(5:1-10)
 大祭司は神様に属することを行ない、人のためにささげ物といけにえをささげます。しかしこれは誰でもなれるものではなく、アロンのように神様からの召されを受けた者でなければなりません。このようにイエス様が大祭司になったのも、みずからなったのではなく、神様がお立てになったのです。イエス様は神様の御子であり、また永遠にメルキデゼクの位に等しい大祭司ととなえられたのです。しかしイエス様はこの地におられた時、大きな叫び声と涙とをもって神様に祈られました。またイエス様は神様の御子でありながらも、受ける苦難で従順を学ばれました。イエス様は従順を通して、完全な者となり、ご自分に聞き従う全てのものに永遠の救いの源になられました。

祈り:主よ!この時間、偉大な大祭司イエス様を受け入れます。私が苦しみによって従順を学ぶように祈ります。

一言:私の弱さを担ってくださった偉大な大祭司イエス様


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