Ⅰ．いつまでも同じイエス様(1-8)
　信者は持続的に兄弟を愛さなければなりません。信仰を守るために苦難を受ける兄弟たちの痛みに参加しなければなりません。信者はみなキリストの中で一つのからだであるからです(Ⅰｺﾘ12:12)。
　信者たちは結婚の純潔を守らなければなりません。金銭を愛してはならず、清貧な生活をしなければなりません。これは私たちから離れず、私たちを助けてくださる神様を信じる時に可能なことです(5,6)。
　私たちはどんな状況の中でも、信仰の中心を守った先輩たちを見習わなければなりません。何より、私たちの主イエス様は、きのうもきょうも、いつまでも、同じ方です。変わることなく私たちと共におられ、いつも私たちを愛してくださるイエス様を考える時、私たちも、ただ信仰によってイエス様に仕えることができます。人の心は変わっても、イエス様の愛は永遠に変わらないものです。
Ⅱ．宿営の外で苦しみを受けられたイエス様(9-16)
　イエス様はご自分の血で私たちをきよいものにしようと、宿営の外で苦難を受けられました。それで私たちがその方に会うためには、そのはずかしめを負って、宿営の外へ、出て行かなければなりません。宿営の外は、はずかしめと嘲笑がある所です。しかしそこには永遠の救いの都があります。私たちは永遠の都を願い、神様に喜ばれるきよい生きた供え物としてささげなければなりません(ﾛﾏ12:1)。

祈り：主よ！変わらない主を、私が生涯愛するように助けてください。

一言：「変わらないイエス様の愛」(聖歌602番)

Ⅰ．牧者たちに聞き従いなさい(17-19)
　羊たちは牧者たちの言うことを聞き、服従しなければなりません。なぜなら牧者は羊たちのたましいを守るために目を覚まして祈っているからです。また牧者たちは羊たちのたましいが自分に責任があると考え、心を尽くして顧みているからです。羊たちが、このような牧者たちを心配させる理由は何もありません。羊たちも牧者たちのために祈らなければなりません。その時牧者は正しい良心をもって、羊たちによく仕えることができます。
　羊たちが謙遜と従順の心で牧者に接するのが知恵あることなのです(Ⅰﾍﾟﾃ5:4,5)。
Ⅱ．すべての良いことについて、あなたがたを完全な者として(20-25)
　イエス様は羊の大牧者です。イエス様は、また全ての牧者の牧者です。このイエス様はすべての羊たちと牧者たちが仰ぎ見るべき大牧者になります。大牧者イエス様は私たちを全ての危険から守り、豊かないのちの道に導かれます(ﾖﾊ10章)。
　神様はイエス様をその永遠の契約の血で死んだ者の中から導き出され、復活の栄光に至るようにしてくださいました。この神様は全ての良いことについて、私たちを完全なものとしてくださり、私たちを通して、ご自分の御旨を成し遂げることがおできになります。私たちは完全な御業のために祈りに力を入れなければなりません。

祈り：主よ！イエス様が大牧者であることを感謝します。イエス様に頼り、聞き従うことで、完全な御業が成し遂げられるように助けてください。

一言：私たちには大牧者がおられる