聖書別日ごとの糧   >>   ヘブル[2014]

2014年 01月 28日 (火)

ヘブル4:1-13
キリストの安息に入りなさい

1.真の安息に入るよう力を尽くして務め(1-11)
 私たちクリスチャンには、神の御国の永遠の安息に入る約束だけが残っています。しかし、信じない人々には、安息に入ることができず、罪の中にさまよって後、死にます。昔、イスラエルの民はカナンの地に入って行く前に、神様を疑うことによって、安息の地カナンに入ることができず、さまよい続けた後死にました。しかし、カナンの地は永遠の安息の場ではありません。新しいカナン、すなわち、神様がイエス様の十字架と復活で建てられた神様の御国が永遠の安息の場です。ここには、イエス様を信じる者だけが入り、永遠の安息を得ることができます。いくら余裕があるように見えても、信仰がなければ、真の安息を得ることはできません。
2.神様の御言葉は生きていて(11,12)
 12節をご覧ください。「神のことばは生きていて、力があり、両刃の剣よりも鋭く、たましいと霊、関節と骨髄の分かれ目さえも刺し通し、心のいろいろな考えやはかりごとを判別することができます。」神様の御言葉は生きていて、救いを与える力があります。神様の御言葉の前で、全てのことが明らかになります。神様の御言葉だけが、全ての罪の勢力を打ち破り、勝利する人生を生きるようにします。

祈り:主よ!キリストの安息に入って行くように、助けてください。私の中に、神様の御言葉が生きて働くように、祈ります。

一言:真の安息をくださるイエス様



2014年 01月 29日 (水)

ヘブル4:14-5:10
偉大な大祭司イエス・キリスト

1.私たちの弱さに同情してくださるイエス様(4:14-16)
 イエス様は、その本質は神様ですが、私たちの罪を贖うために、弱い肉体を着られました。ついには、十字架で血を流されることで、私たちの罪ととがを担ってくださいました。イエス様は、人間の弱さを体験されたので、私たちを理解し、憐れんでくださいます。また、私たちと同じように、試みに会われましたが、何の罪もありません。それで、私たちは、このイエス様に頼り、憐れみを受け、おりにかなった助けを受けるために、大胆に神様の恵みの御座に近づくことができます。
2.苦しみによって従順を学んだイエス様(5:1-10)
 大祭司は、神様に仕える事がらをし、人のために、ささげ物といけにえとをささげます。しかし、これは誰でもなれるものではなく、アロンのように神様に召された者でなければなりません。このようにイエス様が大祭司になったのも、自分でなったのではなく、神様に立てられたからです。イエス様は神様の御子であり、また、永遠にメルキゼデクの位に等しい祭司になりました。しかしイエス様は、この地におられた時、大きな叫び声と涙とをもって神様に祈りました。また、イエス様は神様の御子でありながら、お受けになった多くの苦しみによって、従順を学ばれました。イエス様は、従順を通して、完全な者とされ、ご自分に従うすべての人々に対して、とこしえの救いを与える者となりました。

祈り:主よ!この時間、偉大な大祭司であるイエス様を受け入れます。私が苦難によって、従順を学ぶように助けてください。

一言:私の弱さを担って下さった、偉大な大祭司イエス様


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