聖書別日ごとの糧   >>   ヘブル[2014]

2014年 01月 31日 (金)

ヘブル6:9-20
たましいの錨のような私たちの望み

1.神様の確かな約束(9-17)
 著者は、ヘブル人の聖徒たちが信仰の成長がないことを咎めた後、彼らを励ましています。彼は、彼らが救いに近いことを確信し、彼らが熱心に、最後まで希望について十分な確信を持ち続けることを望んでいます。また、信仰と忍耐によって、約束のものを相続する人たちに、ならうように教えています。神様は、アブラハムに約束された時、神様よりすぐれた者がいないため、ご自分を指して誓い、約束されました。それで、この約束は変更できないものです。
アブラハムは、この約束の御言葉を堅くつかんで耐え忍び、約束のものを受けました。
2.たましいの錨のような私たちの望み(18-20)
 神様が約束され、また、誓いをもって保証された、変えることのできない二つの事がらによって、後にある望みの神様の御国を受けようと、世の物を避けて行く私たちに大きな安らぎを与えました。
 この望みは何にたとえられるのでしょうか。19節をご覧ください。「この望みは、私たちのたましいのために、安全で確かな錨の役を果たし、またこの望みは幕の内側にはいるのです。」錨は、船が流されないように、海に深く下ろすものです。私たちのたましいの錨が、神様の約束と誓いの上に下ろされることで、いくら世の波風が激しく押し寄せて来ても、ゆれ動きません。イエス様がまず、この望みを持って、神の御国に入って行かれました。

祈り:主よ!神の御国の望みを、たましいの錨としてくださり、感謝します。この望みをつかんで、流されないように祈ります。

一言:神の御国の望み、私たちのたましいの錨


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