聖書別日ごとの糧   >>   ヘブル[2014]

2014年 02月 05日 (水)

ヘブル10:1-18
一つのささげ物によって、永遠に全うされたキリスト

1.私たちをきよめてくださったイエス様(1-10)
 祭司制度の目的は、罪の問題の解決にあります。しかし、雄牛とやぎの血は罪を取り除くことができないため、罪が年ごとに思い出されます。神様も、いけにえと供え物を願われず、喜ばれません。それで、イエス様が神様の御旨を行なうために、この地に来られました。それは、ご自身のからだを一度ささげることで、人間の罪を根本的に取り除くことでした。イエス様は、喜びによって、このことを行なわれました。それで、私たちはきよめられました。獣の血は、私たちをきよめることはできませんが、キリストの血は、私たちをきよめる力があります。
2.私たちを完全なものにしてくださったイエス様(11-18) 
 すべて祭司は毎日立って礼拝の務めをなし、同じいけにえを繰り返しささげますが、それらは決して罪を除き去ることができませんでした。しかしイエス様は、罪のために一つの永遠のいけにえをささげました。そして、敵がご自分の足台となるのを待っておられます。それで、イエス様は聖なるものとされる人々を、一つのささげ物によって、永遠に全うされました。神様は、その律法を心に置かれ、もはや決して人の罪と不法とを思い出すことはされません。

祈り:主よ!一つの永遠のいけにえをささげたことによって、私たちをきよめ、完全なものとしてくださり、感謝します。

一言:永遠に、完全なものとされたイエス様



2014年 02月 06日 (木)

ヘブル10:19-39
新しい生ける道、イエス様

1.神に近づこうではありませんか(19-25)
 イエス様は、私たちが神様に出て行けるための新しい生ける道です。イエス様は、ご自分の血を流され、ご自分の肉体という垂れ幕を通して、この道を設けてくださいました。私たちは、この道に従って、全き信仰をもって、真心から神様に近づきさえすれば、良いのです。すると、主が私たちを受け入れてくださり、豊かな恵みで満たしてくださいます。また、私たちは真実な神様を信じ、私たちが信じる希望をしっかりとつかんで、互いに勧め合って、善行を促すように注意し合い、一緒に集まることに力を入れなければなりません。集まって、御言葉を学び、福音伝道のために、祈らなければなりません。
2.いつまでも残る財産を持っている(26-39)
 私たちがイエス様を信じた後、故意にイエス様を否定する罪を犯すならば、もはや罪のためのいけにえは残されておらず、恐ろしいさばきだけが待っています。私たちは、「迫害があるから」と言って、後ろに退いてはいけません。
 私たちは、人々からの誹謗と嘲笑を受け、金銭的な損害を受けることがあっても、少しも恐れてはいけません。それは、私たちがいつまでも残る財産を持っていることを知っているからです(34)。それで、私たちはこの確信を投げ捨ててはいけません。それは、これによって大きな報いを受けるからです。私たちは後ろに退いて、試みに会うのではなく、ただ、たましいを救いに導く信仰を持って生きる者です。

祈り:主よ!新しい生ける道であるイエス様を受け入れ、神様に近づいて生きます。どんな逆境の中でも、信仰によって生きるように助けてください。

一言:イエス様の血によって


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