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2005年 01月 01日 (土)

ヘブル人ヘノ手紙12:1,2
イエスから目を離さないでいなさい

 私たちの人生はよくマラソンにたとえられます。聖徒たちにおいて、人生とは復活の栄光に向かって走るマラソンのようです。2005年にも、私たち全てが信仰の競争を行なうことができるように祈ります。信仰の競争を完走するために、私たちはどんな姿勢を持たなければならないのでしょうか。
 第一に、いっさいの重荷とまつわりつく罪を捨てなければなりません。マラソンをしようとするなら、足には重い軍靴をはいて、厚い外套をまとい、背中には重荷を負って走る人は誰もいません。私たちは信仰のランナーとして私たちに重くのしかかる世のわずらい、心配、悩みを全て捨てなければなりません。またまつわりつく罪を捨てなければなりません。情欲、安逸、恐れ、劣等感、傲慢、体面などに縛られたまま、信仰の競争をすることができないのです。私たちはこのようなものを果敢に捨てて、忍耐で私たちの前に置かれている競争をしなければならないのです。
 第二に、信仰の創始者であり、完成者であるイエス様から目を離してはいけません。イエス様が十字架につけられ死なれたことで、その人生が終わってしまったのなら、私たちはこれ以上イエス様を仰ぎ見る必要がないのです。しかしイエス様は死に打ち勝ち、よみがえられたことで、今は神様の御座の右に着座されました。このイエス様が私たちに信仰をくださり、また私たちを完全なものにしてくださいました。イエス様から目を離さないでいる時、私たちは最後まで信仰の競争をすることができる力を得るのです。

祈り:父なる神様、今年も力強く信仰の競争ができるように助けてください。

一言:イエスから目を離さないでいなさい


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