聖書別日ごとの糧   >>   ヤコブ[2014]

2014年 09月 02日 (火)

ヤコブ4:1-10
神に近づきなさい

1.欲望と傲慢を取り除きなさい(1-6)
 全てのねたみと争いはどこから来るのでしょうか。欲望から来ます。特に、自分の栄光と自己満足に対する欲望から来ます(1)。しかし、人が欲望を抱いているからといって、全て得られるわけではありません。
 私たちの中にある欲望を取り除いて、傲慢な心を悔い改めて、謙遜にならなければなりません。そして、謙遜に祈らなければなりません。祈る時、自分の欲望を満たすために祈るのではなく、神様の栄光のために、祈らなければなりません。神様は、欲望と傲慢でいっぱいの人を退けられ、謙遜な人に恵みをくださいます。このような人々の集まりには、争いとねたみがありません。
2.神に近づきなさい(7-10)
 何よりも、神様に従って、悪魔に立ち向かわなければなりません(7)。悪魔は、欲望と傲慢とねたみを武器に、私たちを滅ぼそうとします。悪魔が行なうままに自分をゆだねるのではなく、果敢に立ち向かわなければなりません。立ち向かうと、悪魔は逃げ去ります。そして、私たちは神様に近づかなければなりません。すると、神様も私たちに近づいてくださいます(8)。神様の前で、罪によって嘆き悲しみ、心を砕いて、自分をへりくだらせるなら、神様が私たちを高めてくださいます。神様に近づく者は、霊的に勝利します。

祈り:主よ!私たちの中に、ねたみと争いがある時、むしろ神様に近づくことで、勝利できることを学びました。

一言:神様に近づきなさい



2014年 09月 03日 (水)

ヤコブ4:11-17
明日のことを誇ってはなりません

1.明日のことを誇る人々(13,14)
 ある人たちは言います。「きょうか、あす、これこれの町に行き、そこに一年いて、商売をして、もうけよう。」(13)。この人たちは、明日のことに対して、自信があります。自分の判断能力、事業の手腕に対する自信があったようです。自分の計画が成功すると思いました。世の中には、このような人が多くいます。しかし、人は明日のことは分からず、また、人のいのちは、しばらくの間現れて、それから消えてしまう霧にすぎず、いつ、消えてしまうかが分かりません。私たちは、人間としての限界を認めなければなりません。
2.主のみこころにゆだねなさい(15-17)
 「むしろ、あなたがたはこう言うべきです。『主のみこころなら、私たちは生きていて、このことを、または、あのことをしよう。』」神様は、私たちのいのちの主人であり、全ての事を計画し、実行する方です。それで、私たちはすべてのことを神様にゆだね、神様を誇らなければなりません(15)。神様を差し置いて、むなしい誇りをもって高ぶることは悪いことです。人がいくら自分を誇っても、神様は、ご自分の御旨を行なわれます。私たちは神様に全てのことをゆだね、熱心に善を行なわなければなりません。善を行なわないことは罪です。

祈り:主よ!私たちには、明日のことは分かりません。ただ、神様に全てのことをゆだね、神様を誇ります。

一言:神様を誇れ


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